「Jリーグチップス」2010年版の発売はナシというニュースをお伝えしましたが、果たしてその理由とは? 売れなくなったからなのでしょうか?
W杯イヤーなのに「Jリーグチップス」発売中止のナゼ!?という記事になっています。
サッカー不遇のJSL(日本リーグ)時代から、おまけの選手カードでサッカー少年をとりこにしてきた人気商品がなぜ、このタイミングで発売中止となったのか?
「売れなくなったから」というのが理由かと思っていたのですが、確かにJSL時代(1987年)から継続していたことを考えると、違う理由がありそうです。
「おまけカード目当てに購入した全国の少年たちがスナックを食べることなく袋ごと廃棄」という、仮面ライダースナックの時と同じ理由では、という憶測も流れましたが、これも違うそうです。
では、その理由とは?
「最大の理由はチーム数の増加です。カードは18チーム均等に5人ずつ作るほか、シーズン最優秀選手、名シーンなどの特別カードも作るため、合計で130種類にも膨れあがってしまいました。そのことで、ひいきのチームや選手のカードがいつまでも手に入らないという苦情が寄せられていました。また、J2との入れ替えも激しく、最近は1袋にカード2枚を付けていましたが、残念ながら2010年は発売中止とさせていただきました」
クラブ数の増加が原因と!
確かに、130枚の中から目当てのクラブのカードが当たる確率というのは‥‥苦情が寄せられたというのも、分かる気がします。
かといって、浦和周辺では浦和レッズのカードを多めに、という訳にもいかないでしょうしね。
つまり、コスト増が原因だったわけだ。Jリーグチップスシリーズのカードマニアは多く、購入時のわずかな折れ曲がりでも同社に交換を要求するほどコアな収集家もいる。好きな選手をいつまでもゲットできないファンのジレンマが発売中止の理由とは、何とも皮肉な話。
いやはや、本当に皮肉な話ですね、これは‥‥。