平日開催の埼玉スタジアム。闘莉王のハットトリックのお陰で勝利(3-2)を飾るものの、やはり不安は残る試合展開だったかな、と。
とられてとって、とってとられて‥‥みたいな試合展開で、結果としては勝利したものの、速いと分かっているはずのフッキ、ディエゴに翻弄されるシーンというのはヒヤヒヤものでした。
阿部勇樹が奮闘してくれていますが、点を取っているという事実はあるものの、そろそろ闘莉王はディフェンスラインに戻ってもらえないかと‥‥。
ポンテの代わりに闘莉王もいいのですが、他にも人材がいないのですかね。若手が育っていないとは、思いたくないのですが。
短い間隔でやってくる次節は、堀之内、阿部、細貝が警告累積で出場停止です。闘莉王がディフェンスラインに戻り、内館がボランチに入るでしょうか。トップ下には梅崎?
いずれにせよ、チームのために闘える選手に出場して欲しいのです。戦える選手に、ポジションを勝ち取って欲しいのです。
勝利以上に何を求めるのかと言われてしまいそうだけど、まだ納得できないでいます。
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27歳になっていろんな初体験をしている。FWになったり、トップ下とかやったり。いろんな初めてのことにチャレンジしているこの時期。ただ、自分の心に決めていることは全力を尽くすことだけ。
リーグ戦の中間地点で首位を奪回したことで、エンゲルス監督も「半分しか終わっていないが、首位がわれわれの目標だから」と満足顔だった。
後半33分、闘莉王に下された交代指令が壮絶な戦いを物語る。試合後、闘莉王は「ふくらはぎがピキッときて試合できる状態ではなかった」。日本代表との掛け持ちで5キロも体重の落ちた肉体は極限状態だ。
後半34分、MF阿部の右CKにエリア内で鋭く反応すると、相手DFはたまらずファウル。キッカーはDF闘莉王に譲ったが、チームの勝利に貢献し「徐々に形をつくれていると思う」と手応えを口にした。
浦和の前社長で、日本サッカー協会の犬飼基昭会長(66)にカツを入れられた。会長就任が決まり、父親のように慕う闘莉王は祝賀会を提案した。だが、返ってきたのは「自分たちのことをしっかりやれよ!」というゲキ。
日本代表遠征の疲労で体重は約3キロ減った。「あの位置なら消耗が少ない」とエンゲルス監督が2度目のトップ下先発を決断したほど。