Jの結論 「死ね」発言はなかったという記事より。
大分のDF上本大海が西村雄一主審から暴言を受けたと主張していた問題で、日本サッカー協会とJリーグは2日、東京都内で記者会見し、西村主審が「死ね」という発言はしなかったとの結論を示した。
ネタフルでも、
▼Jリーグ・西村主審が選手に「死ね」と暴言!?
▼西村主審「死ねとは言っていない」
のようにお伝えしてきた、西村主審の暴言問題ですが、Jリーグは「死ね」発言はなかった、と結論付けています。
調査は両チームや西村主審らに対して行われ、試合のビデオも参考にして、西村主審から「うるさい」「黙ってプレーして」という発言はあったが、「死ね」という言葉はなかったと結論づけた。
「して」が「死ね」に聞こえたのではないか、ということのようですが、果たして複数の人が同じように聞き間違いますかね。
と思ったら、当初は複数の選手が耳にしたと伝えられていたのですが「して」聞き間違い!?「死ね」審判不問へによれば、
「本人は言っていないと言っているし、ほかの審判も聞いていない。今のところ上本くん以外に、その言葉を聞いた者はいないということです」
として、上本以外に発言を聞いた選手はいなくなっていました。
「ビデオを見れば、上本君は興奮しているように見えるが、西村審判は感情的になっているようには見えなかった」という理由だそうです。
当の上本は「Jリーグより私の発言を尊重いただいたと受け止めています」というコメントを出しています。
西村主審に処分なし!FC東京-大分戦“暴言”問題にもあるのですが、
試合後にも上本が「日本協会に報告しますよ」と伝えると、「お前は黙っとけ。イエローカードを出すぞ」と再び暴言を浴びたという。
こちらの暴言はどうなるのでしょうか。
「うるさい」とか「黙っとけ」とか、子供も観戦しているのですから、サッカーの試合中の言葉としてはあまり聞かせたくありません。
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「して」と「死ね」。発音が似ているだけに聞き間違いの可能性は否定できないが「うるさい」と言っておきながら「プレーして」は不自然だ。
審判、選手ともに処分はなく、双方の言い分を認めつつ、全面的に西村審判員の主張を支持する決着となった。
西村審判員はこれまで通り、Jリーグの試合を担当する。一方、松崎康弘審判委員長は各審判員に適切な言葉遣いをするよう文書で通達を出す意向を示した。
田嶋専務理事は「映像を確認した結果、(暴言の)事実は見つけられなかった」と明言。