浦和にある洋食屋さん「コーナーハウス ナオ」に行ってきました。浦和駅東口から徒歩10分程度のところにある、自宅を改装した素朴な洋食屋さんです。そろそろ90歳になろうかというシェフが腕をふるっています。
意外に有名な店で美味しいという話を耳にしていたのですが、なんとなくきっかけがなく入ったことがありませんでした。以前は駅側にあり、一度引退されたけれどかえって身体の具合が悪くなるということで、自宅を改装して再びお店を始めたそうです。実はこのお店、ヒビキが小さい頃からの散歩コースにあり、いつか行ってみようと思ってはいたのでした。「小さい子供連れでもとてもよくしてくれる」という話を聞いて、早速、行ってきたのでした。
店内は4人掛けのテーブルと、7人座れるカウンターがあります。テーブルは先客があり、テーブルに家族3人で並んで座りました。メニューはビーフステーキ、ハンバーグ、タンシチューなど、まさに洋食屋さんです。ぼくは本日のランチ、ワイフはハンバーグ定食を頼みました。本日のランチは、白身魚のフライ、ビーフシチュー、スパゲッティ、ポテトフライが一皿に盛られ、さらにライス、みそ汁、サラダ、コーヒー、デザートがついて780円です。安い!
味も本当にシンプルで、通って食べても飽きがこないと思える味でした。ビーフシチューが特に美味しかったので、次回は単品で頼んでみようと思います。ハンバーグも柔らかくて美味でしたよ。ヒビキも美味しいね、と言いつつハンバーグやフライを食べ、最後はあっという間にデザートまで平らげてしまいました。住宅街の一角に、安くて美味しい、こんな素敵なお店があるなんて感動です。末永くお店が続きますように。
有名ホテルを渡り歩いたシェフ・高橋直衛氏が、定年退職後にオープンした洋食屋。87歳で厨房に立つが、腰が曲がっているのでカウンターの外からは帽子だけが動いて見える。銀座の味を浦和価格で提供してくれるその安さに驚く。