うまい棒“げっそり” 駄菓子業界がピンチ!という記事より。
小麦粉や砂糖、プラスチック容器など原材料価格の高騰が、中小の駄菓子メーカーを直撃。駄菓子店の店頭から、懐かしい菓子がひっそりと姿を消し始めた。
原材料価格の高騰は、ガソリンや小麦粉など大人の世界にだけでなく、子供の世界にも打撃を与えつつあるそうです。
10円、20円の低価格で、子供がお小遣いを握りしめて通う駄菓子屋にも、値上げに波がやってきています。
小さいドーナツが四個入った「ヤングドーナツ」の製造元、宮田製菓(岐阜県各務原市)は6月に参考価格を31円から42円に値上げした。
駄菓子は昔からあまり価格が変わらずに、随分と頑張っている業界だと思うのですが、それでも最近の原材料高騰には対抗できないそうです。
カクダイ製菓(名古屋市)は昨秋、21円のラムネ菓子「クッピーラムネ」を14グラムから12グラムに減量。1本10円で買える「うまい棒」(販売元やおきん=東京)も同時期に内容量を8グラムから6グラムに変更して一回り小さくなるなど、実質値上げのケースも多い。
内容量を減らしての実質値上げも増えています。「うまい棒」もですか!
確かに10円が20円になったら倍増ですからね。大人からすれば大したことなくても、100円を握って駄菓子屋に通う子供たちには大問題です。
値上げなどで対処できれば良いのですが‥‥
細いストローに赤・黄・緑の寒天が入った「寒天菓子」(10円)を、約40年製造してきた野田製菓(名古屋市)は4月で廃業した。
包装材の価格高騰で採算が合わなくなったということで、歴史ある駄菓子も消えつつあるということです。
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