新潟県発祥の「三宝亭」というラーメンチェーンの店がさいたま市内にもあり「秘密のケンミンショー」で話題になったと知って訪れたのは2021年10月のことでした。
その「三宝亭」のカップ麺がド派手にファミリーマートで並んでいたので、買わずにはおられませんでした。しかも「全とろ麻婆麺」と「とろみ酸辣湯麺」の2種類。食べ比べずにはおられませんでした。
ラーメンチェーン「三宝亭」とは?
「三宝亭」は、新潟県のレストハウスを発祥とする中華料理チェーンで、FCを含む一大ラーメンチェーン店です。創業は1967年ということで、50年以上の歴史を誇ります。
ぼくが訪れた埼玉県で唯一の「三宝亭 与野本町店」は、36号店のFCとして2014年にオープンしていました。
この時は「鶏白湯塩ラーメン」を食べたのですが、思い返せばこんなメニューがありましたね。
ちょっと特別ぽいメニューとして「全とろ麻婆麺」と「酸辣湯麺」があったのですが、東京ラボと同じこだわりでグレードアップしたとあったので、新潟のこだわりを食べたいと思い選ばなかったのですよ。
改めてカップのデザインをみると「東京ラボ」と書いてあることに気づき、この「東京ラボ」がカップ麺化など様々な動きをしている‥‥のかなと思いました。
「全とろ麻婆麺」と「とろみ酸辣湯麺」を食べ比べ
まずは「全とろ麻婆麺」
「とろみ辛旨麻婆スープ」という説明が書かれています。
最近のカップ麺は、この小袋の後入れオイルでがらりと美味しくなることが多いです。
けっこうしっかりと豆腐が入っています。
蓋を取ると、麻婆なのでご飯やおにぎりを後入れしたり、ごはんに乗せても美味しいと書かれていました。これ、けっこう重要です。
特製香味油を入れて完成。ラー油ですかね。
個人的には麺がちょっとイマイチでした。なんというか、もっさりとしているというか‥‥麻婆のスープと合っていない気がしました。
代わりにとろみのついた麻婆スープは絶品で、最後はレンチンご飯を入れて食べてみたのですが、麻婆雑炊的なものの美味しさたるや、もう!
絶対に〆におにぎりとかご飯とか用意したほうがいいと思います。パッケージの外側にも分かりやすく書いてあるといいなぁ、と思いました。
続いて「とろみ酸辣湯麺」
「とろみ酸辣湯麺」のパッケージには「胡椒の香味 旨辛スープ」と書かれています。
「全とろ麻婆麺」と同じく、特製香味油がついています。
見た感じでは具材はシンプルに見えます。
熱湯5分で完成。「全とろ麻婆麺」も「とろみ酸辣湯麺」もそうなのですが、よーくかき混ぜたほうが良いです。よくかき混ぜすぎて具材が見えなくなってしまっていますが。
「とろみ酸辣湯麺」はまろやかな酸味の利いた旨辛のスープと麺の相性が抜群です! さすが「三宝亭」のフラッグシップ麺の一角のカップ麺化という感じ。
「全とろ麻婆麺」と「とろみ酸辣湯麺」を食べ比べた結果
「とろみ酸辣湯麺」はカップ麺としての完成度は非常に高いのですが、もし追い飯したい、〆のごはんとの相性を考えると「全とろ麻婆麺」も捨てがたいのです。
あのとろとろした麻婆飯も最高だったんだよなぁ、と。酸味の利いたスープの「とろみ酸辣湯麺」も美味いしなぁ。
あえてどちらかということならカップ麺としては「とろみ酸辣湯麺」ですが、〆のご飯まで含めて麻婆ワールドを作り上げたという出口戦略まで成功しているのは「全とろ麻婆麺」といえるでしょう。
せっかくなので、興味のある人はどちらも食べてみると良いと思います。数量限定なので見かけたらお早めにゲット推奨です。
ぼくは「三宝亭」に行って、店で「全とろ麻婆麺」と「酸辣湯麺」を食べてみたくなりました。
ごちそうさま!!!!!