神奈川県にある日産の追浜試験場GRANDRIVEで開催された「リーフ e+」と「DAYZ」の試乗会に参加してきました。ここでは「DAYZ」の試乗体験で学んだこと、感じたことをお伝えします。
「DAYZ」のインテリア
試乗自体は短い時間だったので細かいところまでチェックはできていませんが、これはいいなと思ったのはセンターのカップホルダーとトレイです。
カップホルダーを引き出すとトレイも一緒に引き出されます。
カップホルダーだけ戻すと、トレイのみで利用することができます。スマートフォンを置くのにちょうど良いですね、ここ。
日産の純正ナビが搭載されていましたが、タブレットサイズの大きさにも驚きました。
ターボで「DAYZ」の加速がいい
試乗した「DAYZ」はターボ搭載車でした。
過去にターボ搭載の軽自動車(ラパンSS)に乗っていたことがあるのですが、それでも当時は加速するときは”頑張っている感”があったものです。
しかし「DAYZ」は軽々と加速していく感じが凄いのですね。特に高速道路で合流するところを模したコースでは、これなら高速道路を走っても安心感があるだろうな、という加速を見せてくれました。
軽自動車にもプロパイロット
「DAYZ」には日産初となる軽自動車にプロパイロットが搭載されています。プロパイロットは高速道路で前車に追従することができる自動運転機能です。
ハンドルに手を置き、右手の親指が当たるくらいのところの青いアイコンのボタンがプロパイロットボタンです。
プロパイロットがあれば「DAYZ」も高速道路での快適なクルージングが可能になるでしょう。
でもお高いんでしょう?
と思ったら、全くそんなことがなくて驚いたのです。
見積もりでは以下のようになっています。
・ハイウェイスターGターボ 1,549,800円
・ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション 1,647,000円
価格差は約10万円です。プロパイロットって、そのくらいで取り付けられるの!? これは絶対にプロパイロット搭載者にすべきです!
驚きました。このくらいの価格帯でプロパイロットを体験できるようになっていたのですね。
安心のSOSコール
「DAYZ」の大きな特徴の一つと言えるのが「SOSコール」です。天井部分に「SOS」というボタンがついています。
このボタンを押すだけでヘルプネットに繋がり、交通事故や急病、最近だと煽り運転などを通報することができるようになっているのです。
言ってみれば、エレベーターの中にある非常ボタンのようなものです。問題が発生し気が動転していると、電話をかけることもままならないかもしれません。
しかし、このSOSボタンを押すだけであれば、誰でも迷うことはないのではないでしょうか。
しかもこの「SOSコール」の仕組みは、月額料金のような費用はかからないのです。
コチラが詳細を確認することができますが、日産オリジナルナビ取付パッケージ、日産オリジナルナビゲーション(NissanConnectサービス対応ナビ)を装備することで「SOSコール」は無料で利用することが可能となります。
テスト利用させて頂いた動画がこちらです。
このように軽自動車という規格の中に、安心・安全を詰め込んでいるのが「DAYZ」と言えるでしょう。個人的にもプロパイロット導入、さらにSOSコールは驚きましたし、予算があれば装備すべき機能だと感じました。
同時に試乗体験した「リーフ e+」の記事はコチラです。