カナダ・アルバータ州のエドモントンから、クルマで約1時間ほどのところにある「エルク・アイランド国立公園(Elk Island National Park)」では、目の前でバイソンの群れやビーバーが湖につくったビーバー・ダムを見ることができます。
エドモントンを訪れても「エルク・アイランド国立公園(Elk Island National Park)」まで行く日本人はあまり多くはないそうなのですが、そんなに遠くないですし、間近で野生動物を見られる機会ですので、ぜひオススメします!
「エルク・アイランド国立公園(Elk Island National Park)」入口の看板
クルマを走らせていると、こんな看板があります。これが「エルク・アイランド国立公園(Elk Island National Park)」への入口です。
エルク、バイソン、そしてビーバーが描かれています。
こちらがチケットを購入する案内所です。
マップもありますので、トレッキングやハイキングをしたい人は、こちらで入手しておきましょう。
ゲートを通過し、野生動物たちのいる場所に入れてもらいます。この「入れてもらう」という感覚がカナダにいると凄く強くなるのですが、基本的には自然が多く、その一部に人間がいさせて貰っている、という感覚になるのですね。人間も自然の一部、動物たちと一緒に、その自然を大切にしていかないとな、と思います。
テキサスゲート。蹄のある動物たちは、ここを抜けることができません。
「エルク・アイランド国立公園(Elk Island National Park)」に入ります!
「エルク・アイランド国立公園(Elk Island National Park)」は広過ぎるくらい広いので、基本的にはクルマで移動します。クルマから降りることもできるのですが、危険な場合もありますのでと注意が必要です。
しばらくクルマを走らせると、バイソンがいました!
群を成しています。生バイソンの群れ。
ここは、いつもバイソンが群れでいる場所のようです。
さすがに危険なのでクルマから降りることはしませんでしたが、こんな間近でバイソンを眺めることができます。
基本的には広過ぎて、動物達はきままに移動しているので、バイソンを見られたのはこの場所だけでした。
しかし、他にも感動のシーンはありました!
「エルク・アイランド国立公園(Elk Island National Park)」でビーバー・ダム!
それがこれです。
なんだか分かりますか?
実はこれ、ビーバーが作ったビーバー・ダムなのです!
テレビアニメ「あらいぐまラスカル」のオープニングで見た記憶もあるのですが、とにかくテレビで何度も見たことがある、ビーバーが作ったビーバー・ダムが目の前に!
既に使われなくなったビーバー・ダムは、草が生えてしまうそうですが、このビーバー・ダムはどうでしょうか?
残念ながら、ビーバー・ダムを作ったビーバー本人に会うことはできませんでしたが、生ビーバー・ダムには興奮してしまいました。
「エルク・アイランド国立公園(Elk Island National Park)」ぐるりぐるり
こんな感じで、ぐるりぐるりと公園内をクルマで巡っていきます。
公園内にはキャンプ場もあり、夏はファミリーで訪れる人も多いそうです。
これはエルクの足跡でしょうか?
ステージや遊具もあったので、地元ファミリーの憩いの場にもなっているのでしょうね。少し寒かったのですが、バーベキューしているグループもいました。
「エルク・アイランド国立公園(Elk Island National Park)」というと、動物が最優先でそれを保護するだけのイメージがあったのですが、人間と動物がうまく共存している公園でした。
▼Parks Canada – Elk Island National Park – Elk Island National Park
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今回のカナダ・アルバータ州のブログ取材について
アルバータ州観光公社から取材の依頼を頂き、カナダ・アルバータ州をブログ取材します。2011年夏、2014年冬に続く3度目のカナダ取材です。
過去のカナダ・アルバータ旅の記事
▼カナダ・アルバータ州・バンフのブログ旅まとめ(ロッキー山脈とスキーと犬ぞりとアルバータ牛と) #冬のカナディアンロッキー