
ケベック・シティーはケベック州の州都であり、コチラの記事で書いたようにフランスの影響を色濃く残す街です。北米唯一の城塞都市でもあり、城壁で囲まれたアッパータウン(旧市街)と、セントローレンス川に面したロウワータウン(旧市街)、そして新市街に分かれます。
それぞれの街に見どころはありますが、もしもショッピングをしたいと考えているならば、写真映えもするロウワータウンにある「プチ・シャンプラン通り(Petit Champlain)」を訪れるのがオススメです。小さな商店街に、小さな店舗が軒を連ねていて、歩いているだけでウキウキしますよ!
プチ・シャンプラン通りへのアクセスはフニキュレールで
アッパータウンからロウワータウンへの移動は、坂道を徒歩で行くことも可能ですが、見ての通りの急勾配でもあるため、古城風ホテルのシャトー・フロンテナックの横にあるケーブルカー「フニキュレール」を利用するのがオススメです。

片道3.5カナダドルです(1カナダドル=約80円)。

下から見上げると、その急勾配も分かろうというものです。ケベック・シティーが要衝となったのも、この攻めにくい地形があったからこそ、なのですが。

少し場所を変えれば、見ての通りの絶景も撮影できます。後ろにある城が、アッパータウンの古城風ホテル、シャトー・フロンテナックです。

フランス兵も通ったという通路。

歴史を感じる景色の中に溶け込み散歩するのも楽しいものです!

崖がむき出しになっているところもあります。これは攻めにくい‥‥と感じる光景です。

北米最古の石造教会である、勝利のノートルダム教会。

急坂で落ちたら首が折れるということで、首折れ階段と呼ばれるアッパータウンへと続く階段。昔ほど急ではなくなっているそうですが。
いよいよ、ロウワータウンの一角にあるプチ・シャンプラン通りです。そんなに大きな町ではありません、ロウワータウン。

プチ・シャンプラン通りは北米最古の繁華街と言われる通りです。長さにしても200〜300mくらいでしょうか。

飲食店、カフェ、土産物屋などが古くて味のある街並みに軒を連ねています。

ウッドクラフトの土産物店でしょうか?

うさぎ料理の「ラパン・ソテ」です。
小さな繁華街なのですが、それでもひとつひとつの店をチェックしていると時間はいくらあっても足りません。

今回、限られた時間の中で立ち寄ってオススメだと思ったのが、りんごから作ったリンゴのアイスワインを販売する「Vergers Pedneault」です。

ガイドさんから、こちらで珍しいリンゴのアイスワインの試飲ができると聞いて立ち寄ってみたのですが‥‥リンゴのアイスワインは初めて飲んだのですが、こんなに美味しいものだったのですね!

しっかりアルコールも入っていますが、濃厚なりんごジュースというかなんというか。まだ旅も始まったばかりなのに、すっかり魅了されてお土産に小瓶をいくつか購入してしまいました!
ケベック州ではワインも造られていますが、りんご農園がシードルなどを作っていることも多いようです。旅の後半ではリンゴ農園も訪問しています。

とても写真映えする街並みで、あちこちでカメラやスマホを構えて記念撮影する人たちの姿が見られました。

「Instagram用の写真を撮影してくださいね!」と言わんばかりの路地もありました。この景色には、思わずカメラを構えたくなりましたね!
商店街には興味がない、という人でも、ケベック・シティーを訪れたなら一度は足を運んでおくべき。何しろ北米最古の繁華街なんですから!
ここから北米の盛り上がりが始まったと振り返ると、色々と感じるものがあると思います。通りの真ん中に立ちながら(通行の邪魔にならないように)。
カナダ名物「ビーバーテイル」も食べられる

カナダの国獣はビーバーで、その尻尾を模したファストフードが「ビーバーテイル」です。コーヒーのティム・ホートンズと並ぶカナダの人気ファストフードです。

せっかくカナダを訪れたのなら、一度は「ビーバーテイル」も食べておきたいですね! ロウワータウンには「Queues de Castor ケベック・シティ店」があります。

「ビーバーテイル」がどのような食べ物かというと、ひと言ていえば薄い揚げパンです。揚げたてはアツアツでとても美味しい!
今回はリンゴがトッピングされているものを選びましたが、アップルパイのようで美味しかったです。
プチ・シャンプラン通りの地図
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カナダ東部について詳しい書籍
ケベック州の旅について
ケベック州観光局のプレスツアーに参加し記事を執筆しています。















