カナダ・アルバータ州・バンフ滞在3日目は、朝からスキーです。「サンシャインビレッジスキー場(Sunshine Village)」に続いて行ったのは、バンフの街からクルマで15分ほどの「ノーケイスキー場(Norquay)」です。
バンフの市街地からはクルマで15分ほどですので、あっという間に到着します。それだけ近いので、聞くところによると、地元の人、ファミリー層に人気のスキー場なのだとか。家族向けに、シーズンを通して遊べるリフト券などもあるそうです。
今回訪れた他のスキー場に比べると、それほど大きくはない‥‥といっても、日本のスキー場に比べたら十分に広いスキー場です。
しかも、ファミリー層が多いゲレンデだというのに、ソチオリンピックで採用されたばかりのレールやボックスのある、スロープスタイルの設備も用意されているのです。カナダの子供たちは小さい頃から、こんなに充実した環境の中でウインタースポーツを楽しんでいるのだなぁ、としみじみしてしまいました。
ちなみに、ノーケイスキー場はROGERSの電波がバリバリ繋がりましたよ!
リフトで上がって滑走開始です! 今回は後に「チュービング」が控えていたため、1時間ほどのスキーです。
「ノーケイスキー場」も眼前にロッキー山脈が連なって見えます。まずリフトで上がると、この景色にノックアウトされます。雄大です。
奥の方に見えるのですが、後から向かう「チュービング」のゲレンデです。
ご覧ください、このフリースタイルがプレイできるゲレンデを! ファミリー層向けといっても、この施設の充実具合。小さい子供たちも、果敢にチャレンジしているのが見えました。
他の大きなスキー場を経験すると、これでも狭く感じられてしまうのが、カナダのスキー場の規模の大きさを物語っていますね。もちろん、十分に幅を使って滑ることができて滑りやすいのですが。
なんといっても、この景色だけでも、ライトなスキーヤーのぼくにはご褒美でした!
リフトでパチリ。今回は常に「OM-D E-M5」を携行していたのですが、ミラーレスカメラですが、大きいと感じることなく活用できました。それと防塵防滴というのが、どこでも手に出来る安心感に繋がりました。
ファミリー層の多いスキー場だけど、普通にこうした施設があります。
これが、カナダのウインタースポーツに対する強みなのでしょうねぇ。
時間も限られていたので、あえて他の場所には移動せずに、このシンプルなゲレンデを滑りまくり、次のアクティビティである「チュービング」に向かいました!
移動のために駐車場に戻ると、荷台をつけたトラクターがありました。これは、駐車場の奥に駐車したスキーヤーを、ゲレンデ側まで運ぶバスのようなものだそうです。スキーやスノーボードを担いでの移動は大変なので、ありがたいですね。
ゲレンデの上から見て分かったように、すぐ隣の「チュービング」ゲレンデまで移動しました。「チュービング」というのは、ゴムのチューブの輪に座り、滑り降りるアクティビティです。
日本でも見かけるアクティビティかもしれませんが、ここ「ノーケイスキー場」はとにかく距離が長い! つまり滑走時間が長い!
上の方にいる人がポツンとしか見えないので、どのくらい距離があるかお分かり頂けるのではないでしょうか。
ベルトコンベア、カナダではマジックカーペットと呼ばれているそうですが、そのチケットを受け取ったら、各人でチューブを持ち、上がっていきます。ちなみに、マジックカーペットのチケットを購入すれば遊び放題だそうです。
これがマジックカーペットです。日本のスキー場にも、子供用ゲレンデにあったりしますね。
5分ほどで上に到着です。
上から下まで見下ろしたところ。これがですねぇ、意外に高さがあるんですよ。自慢じゃないですけど、高所恐怖症なのでビビりました。だから、どうぞどうぞと他の人に勧めて、自分が滑り降りるのは最後でした。だって、グルグル回転させられているんだもの!
実際に滑り降りると、かなりの速度でしたが、回転をストップしてもらったので、後ろ向きで滑ったこともあり、すぎに恐怖は感じなくなりました。とはいえ、まだゴールしないのか、と思うほどにロングな滑走でした。この長さはヤバい!
ちなみに、1人から最大で4人まで繋がって滑ることができます。もちろん、人数が多い方が重量もあり、スピードが増します。スピード狂にはたまりません。
これが4人で滑ったところです。この豪快な感じは、日本ではなかなか体験できないスケール感ですよねぇ。カナダで「チュービング」なら「ノーケイスキー場」ですね!
今回のカナダ・アルバータ州のブログ取材について
アルバータ州観光公社から取材の依頼を頂き、カナダ・アルバータ州・バンフでブログ取材しています。前回、2011年夏に続く2度目のカナダ取材です。今回の旅のブログ記事の一覧は「カナダ旅行」からご覧ください。「カナディアン・ロッキーいいね!」でも旅の様子がまとめられています。