新しいハラスメント用語を知りました。「フォトハラ」です。フォトハラスメントを略して「フォトハラ」だそうです。写真によるハラスメントということですが「フォトハラ」はどのようなものなのでしょうか?
「フォトハラ」とはどんなハラスメント?
「フォトハラ」にご用心 SNS無断投稿、トラブルにという記事になっていました。
他人が写った画像を無断でインターネット上の交流サイト(SNS)などに公開する行為が、「フォト(写真)」と「ハラスメント(嫌がらせ)」を組み合わせた「フォトハラスメント(フォトハラ)」として問題視されている。
うっかり誰かが写っている写真をSNSなどにアップするのは、決して「嫌がらせ」のつもりはないのだと思いますが、されたほうが不快にな思えば、それは「ハラスメント」になるのは「セクハラ」などと同じですね。
特に画像検索が優秀に進化しつつあるので、タグ付けや名前を書いていなくても、見つけられてしまう可能性もあります。
総務省が若者の情報リテラシー教育のために毎年度発行する「インターネットトラブル事例集」は2016年度版から「写真投稿」に言及。「友人が写っているものを(SNSなどに)投稿すれば、その友人を同じ危険(つきまといなど)にさらすことになりかねない」と注意を促した。
特に子供の写真に関しては、個人的にも慎重になります。
ブログに書く時や、Facebookに投稿するような時には、必ず写す際に投稿することの了承を得るようにしています。そういえば、Twitterには人物写真を投稿することはほとんどなくなりましたね。
うっかり投稿する側は「写真くらい」と考えているのだと思いますが、一度ネットに写真をアップすると、それを消すことは難しくなりますから、一方では慎重になりすぎるくらいの人がいるのも当然です。
「フォトハラで被害を受けた人物はプライバシーの侵害を主張でき、不法行為にあたるとして損害賠償を請求できる場合もある」と弁護士のコメント。
そういえばウン十年前に、七五三を報道するニュースに写っている男性がみんな顔を隠している、というのが話題になったことがあったのを思い出しました。平日に仕事を休んで参拝しているので、みんな顔を隠してガードしている、という内容だったかと。
うっかり写真くらいで訴えられるケースもあるわけですから、SNSへの写真投稿には十分、注意したいものです。