ネットで「ダイマ」という言葉を何度か見かけることがあり「はてさて“ダイマ”とは何を意味しているんだろう?」と疑問に思ったんですね。
「ダイマ」という語感からすると「ステマ」と関係しているようにも見える‥‥使い方としては、お店の宣伝をする際に「なんか悲しいことが書いてあったのでダイマするね」という使い方がされています。
「ダイマ」とはどういう意味なのでしょう?
「ダイマ」の意味
「ダイマ」について調べてみたところ、ずばり、ステルスマーケティングに対してのダイレクトマーケティングとして使われているらしいことが分かりました。
ステルスマーケティングが「隠してする宣伝行為」だとすると、この場合のダイレクトマーケティングは「隠さずにする宣伝行為」となります。
ステマ:隠している宣伝行為
ダイマ:隠さずにする宣伝行為
だから「ダイマするね」というのは「これから堂々と宣伝するからね」というような意味合いになるようです。
本来のダイレクトマーケティングとは違う
本来のダイレクトマーケティングは「標的消費者として慎重に選ばれた個人あるいは法人から直接反応を獲得し、リレーションシップを構築していくマーケティングの方法」なのですが、これが「ダイマ」と略されると全く違う意味合いとなっています。
「ダイマ」というネットスラングが一般的になると、Instagramでインフルエンサーが「これからダイマします!」とか「#ダイマ」というハッシュタグを使ったりするようになるのでしょうか。
「ダイマ」で堂々と宣伝行為が増えていく予感もしますが、気をつけないといけないのは「ダイマします」と宣言しても、もし報酬が発生しているならば、やはりそのことを明示しないと「ステマ」になってしまうという点です。
なので一概には「ステマ」の反対が「ダイマ」ということではないとも言えるでしょう。
「ダイマ」とは?
ということで「ダイマ」は一般的に使われてきた「ダイレクトマーケティング」とは違う意味で「ステマ」に対して「隠さずにする宣伝行為」という意味を持っていることが分かりました。