おせんべいの「サラダ味」は塩味のこと(その理由)

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おせんべいに「サラダ味」というのがあります。全くサラダ感はないのに、なぜサラダなんだろう、と思っていたのですが、その理由が分かりました。「サラダホープ」という商品を製造している、亀田製菓のサイトで解説されていました!

おせんべいの「サラダ味」は何味?

亀田製菓の「サラダホープ」って何?というページで解説されていました。

サラダホープの「サラダ」は、野菜のサラダの意味ではなく、いわば味付けの種類のことで、塩味を意味します。おせんべいにも「サラダ味」というのがよくありますね。なぜサラダ味と呼ばれるかというと、味付けをする際、塩をかけるだけではあられやせんべいからすぐに塩が落ちてしまうため、塩にサラダ油を混ぜたものを吹き付ける製法だから。

塩味をつけるために一緒にサラダ油を吹き付けるから、というのが「サラダ味」の由来なのだそうです。

こうなると、むしろ油なのにサラダという名前の「サラダ油」も気になります。調べてみました。サラダ油 – Wikipediaによると「精製された植物油の一種」ということで、植物由来の油ということですね。

「サラダ油」という名称の起源は1924年に日清製油(現在の日清オイリオ)が発売した「日清サラダ油」で、当時、欧米で「生野菜に酢と塩と油を和えて食べること(サラダ)」が流行っていたのだとか。

「サラダ」というと生野菜にドレッシングを連想しますが「野菜などに塩、酢、油、香辛料などの調味料をふりかけるか、和えて盛りつけた料理の総称」ということで、その「サラダ」に適した油が「サラダ油」というわけです。