富山県の西部に位置する小矢部市は、最近は三井アウトレットパークが開業したことでも話題です。隣の石川県からも、人が多く流入しているようです。そんな小矢部市のシンボルが「クロスランドタワー」です。最後部は地上118m、展望台は100mに位置します。
「クロスランドタワー」の展望台へはエレベーターで向かいます。
100mを上がるのに、数十秒といったところでしょうか。エレベーターを降りると、360度の展望が広がります。
もともと高所恐怖症ということもあるのですが、この日は風が強く、ゆらゆらとタワーが揺れていたので、ちょっと怖かったです。
小矢部市の見どころの一つが「メルヘン建築」と呼ばれるものです。
当時の市長が建築デザインのできる人で、主に海外の建築にインスパイアされて学校などの公共施設をデザインしたそうです。
なぜ富山でメルヘン!? とも思ったのですが、子供たちもこんな学校で学んだら、きっと楽しいと思います。オックスフォード大学、フィレンチェの大聖堂、バッキンガム宮殿、ニコライ堂などがモチーフになっているほか、国内からも迎賓館、安田講堂、早稲田大学など、実に不思議な雰囲気を醸し出す「メルヘン建築」がずらずらあります。コチラから一覧できます。
ただ、残念ながらデザインをした市長は亡くなり、今では新たな「メルヘン建築」を作ることは難しくなってしまっているそうです。
メルヘン米。メルヘン推し、いいですね。
高いところにいますので、少し離れたところのゲリラ豪雨の様子もばっちり。富山では、ゲリラ豪雨という呼び方はしないとのことでしたが。
新幹線の時刻表が貼られているのですが、これは正面に北陸新幹線が通過する様子を見られるからなのです。
距離はありますので、ズームレンズ推奨です。
いちおう、北陸新幹線が通過するところ。すいません、iPhoneではこれが限界でした。
「クロスランドタワー」では食事をしたり、展望フロアを貸し切りにすることもできるそうです。「恋人の聖地」にも指定されている場所でもあります。
そして、大事なのが「散居村」です。
散居村(さんきょそん)は、広大な耕地の中に民家(孤立荘宅)が散らばって点在する集落形態。
ここ富山県の砺波平野の他、島根県の出雲平野、香川県の讃岐平野などで見られる形態とのことです。屋敷森があるのも特徴です。
確かに、水田の中にポツーン、ポツーンと家が建っているのが印象的でした。
周囲は広い公園になっており、ミニ鉄道もありますし、こんな風に陸上自衛隊のヘリコプターがあったりします。
ボディの素材が鉄ではないって、初めて知りました。
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