「黒部峡谷鉄道トロッコ電車」の入口となる宇奈月温泉駅の前には、温泉の噴水があります。宇奈月温泉駅は、富山地方鉄道本線の終点です。
当然ですけど、温泉なので湯気が立つ温かい噴水です。温泉地ならではの光景ですね。
ベンチも鉄道を模しています。
さてさて。
かつて宇奈月温泉は、源泉から赤松をくりぬいた木製の引湯管を使い、湯が引き込まれていたそうです(約3,500本)。
もともとは宇奈月温泉は桃原と呼ばれる無人の台地で、黒部川の電源開発が始まった大正時代に、温泉地として開発する計画が進められ、宇奈月と名付けられました。
宇奈月と命名したのは、黒部の電源開発に尽力した、関西電力の前身である日本電力株式会社の初代社長だった山岡順太郎氏です。宇治の宇、奈良の奈、そして名月を組み合わせたと言われているそうです。
「黒部峡谷鉄道トロッコ電車」宇奈月駅編 〜料金と時刻表に旅は続きます。
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