そうなんですよ。2015年3月14日のダイヤ改正で「上野東京ライン」が開業するのですが、高崎線、宇都宮線、常磐線から羽田空港に行っていた人は、乗り換えが1回少なくなって便利になるのですよね。上野東京ライン、「漁夫の利」を得るのは?という記事になっていました。
3月14日のダイヤ改正に合わせて、上野東京ラインがいよいよ開業する。これによって、宇都宮線・高崎線と東海道線の相互直通運転が始まり、常磐線が東京駅・品川駅に乗り入れることになる。
東京や品川に行くのが便利になるなぁ、と思っていたのですが、それだけではありません。羽田空港も近くなるのです。
これまで、高崎線・宇都宮線・常磐線から羽田空港に行くには、上野駅で山手線または京浜東北線に乗り換え、浜松町からモノレールに乗り換えるのが一般的でした。つまり、乗り換え2回です。
しかし「上野東京ライン」が開業することで、品川で京浜急行電鉄の羽田空港行きに乗り換えるだけで良くなるのです。つまり、乗り換えが1回です!
たとえば、これまで常磐線の北千住駅から浜松町駅までは26分、品川駅までだと31分かかっていた。だが、上野東京ライン開業後は品川駅まで乗り換えがなくなるため、品川駅へは23分で着く。モノレールよりも京急のほうが羽田空港に早く到着する可能性が高まるのだ。
品川駅から羽田空港へ乗り換えなしの電車がどのくらいの頻度であるかにもよりますが、確かに浦和から羽田空港に行く場合も早くなるのです。
ちなみに時刻表をチェックすると、品川駅から羽田空港に向かう京急は10分間隔くらいで出ているようです。
京急はこのチャンスを最大限に生かすべく、常磐線の柏・松戸・北千住、高崎・宇都宮線の赤羽、浦和、大宮駅で集中的にPR活動
このPR活動には気づきませんでしたが、次に羽田空港に行く時は品川乗り換えの京急かなぁ、と思っています。
ちなみに東京モノレールの親会社がJR東日本です。JR東日本としては、早く東京駅・新宿駅・新木場駅と結ぶ「羽田空港アクセス線構想」を実現したいところでしょうか?
高崎線・宇都宮線・常磐線ユーザとしては「東京モノレール」浜松町駅から東京駅までの延伸を検討が現実のものとなれば、今度はモノレールを使うようになるかもしれません。
ネタフルでは次のような記事も書いています。
▼東急電鉄・蒲田と京急電鉄・京急蒲田を結ぶ「蒲蒲線」新設 → 渋谷と羽田空港を結ぶ計画
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浦和から羽田空港へは、高速バスも出ています。