【iPad mini】Bluetoothを使った「iPhone 5」とのテザリングが便利そう!という記事を書き、Bluetoothによるテザリングに俄然、興味が湧いてきました。とても良いものなのですが、電池の持ちに影響が少ないといったメリットがなぜなのか調べてみました。
Bluetoothのバージョンとか一切、気にしたことなかったのですが、きちんと調べるとけっこう違うものなのですね。
▼ASCII.jp:iPhone 4S/新iPadが採用、「Bluetooth 4.0+HS」とは?|Apple Geeks
このBluetooth 4.0+HSという言葉は、表記としては正確ではない。従来に比べ大幅に省電力化された「Bluetooth 4.0」と、最大24Mbpsという高速通信を実現した「Bluetooth 3.0+HS」の両規格をサポートするという意味であり、それぞれの特徴を理解すべきだろう。
「Bluetooth 4.0+HS」という規格があるのではなく、省電力化された「Bluetooth 4.0」と、最大24Mbpsという高速通信を実現した「Bluetooth 3.0+HS」の両方をサポートしている、という意味なのだそうです。
「Bluetooth 4.0」は「Bluetooth LE」(Low Energy)という別名もあるように、省電力の規格で、ボタン電池で一つで2年もつという腕時計も発売されているそうです。
と思ったら、Bluetooth接続したiPhoneを置き忘れそうになったら教えてくれる「G-SHOCK GB-6900AA」がそうだったのか!
ボタン電池で動くというのは、猛烈に省電力ですね。
で、スピード的にはどのくらい速くなっているかというと‥‥
Bluetooth 4.0+HS、正確にはBluetooth 3.0+HSの高速性により、iPhone 4Sと新iPad間のデータ転送は10秒と、iPhone 4と4S/新iPad間の40〜44秒に対し約4分の1というスピードを達成している。
実際にテザリングをしている人の話を聞くと、スピード的には実用レベルとのことです(ものすごく速くはないけど)。バッテリ消費の少なさと、それなりのスピードを実現しているようですね。
Bluetooth – Wikipediaにはこんな表がありました。
ということで「Bluetooth 4.0+HS」は省電力かつ、それなりのスピードで通信できる、という規格だということが分かりました(超ざっくり)。
2日間ほどBluetoothをオンにしたままにしているのですが、確かにバッテリにはあまり影響がない気がします。100%の状態から、1時間ほどiTunesをBluetooth経由で再生したのですが、1%も減りませんでした。
具体的な数値としては、こんなツイートもありました。
4時間半、bluetoothで繋ぎ続けて、iPad miniから二時間ほどネット、メール、地図などで利用。で、65%くらいのバッテリー残量 twitter.com/rokuzouhonda/s…
— 本田雅一さん (@rokuzouhonda) 11月 6, 2012
早く、自分でも試してみたい!!
「iPad mini」はWiFiモデルを購入し「iPhone 5」でテザリングする、というのが、お財布にも優しい現実的な使い方かもしれませんね!
興味のある人は【iPad mini】Bluetoothを使った「iPhone 5」とのテザリングが便利そう!もぜひどうぞ!
追記:
モード切り替えのように理解しておくと良いそうです。WiFiよりも大幅に省電力ということなので、大きなメリットですね。
@kogure 4.0のモードも使えるし、3.0HSのモードも使えるけど、モード切り替えみたいに考えた方がいいと思います。だから高速でボタン電池で年単位バッテリーもつみたいなことはないという訳です。
— さきらさん (@sakira) 11月 7, 2012