日本ではユーザは少ないですが、北米では絶大な人気を誇っていたRIM「BlackBerry」に、米政府機関がBlackBerryからiPhoneに乗り換え――RIMの牙城崩れるという記事がありましたよ。
企業や組織で、RIM(Research In Motion)のBlackBerryからiPhoneに乗り換える動きがみられるようだ。Reutersは10月21日付けで、米政府機関の乗り換え事例を「RIMは我々がモバイルに望む技術を提供できない」(米政府機関)というコメントと共に伝えている。
強固なセキュリティ機能が評価されていた「BlackBerry」ですが、8年間に渡って契約してきた米移民・関税執行局(ICE)が、Appleの「iPhone」に乗り換えることになったと伝えられています。
ActiveSyncを利用した「Microsoft Exchange」との統合、仮想プライベートネットワーク(VPN)への対応、遠隔からの管理、アプリケーションの配信管理、ポリシー管理機能なども評価のポイントに挙げている。
普段、iPhoneを使っているとビジネス用途はほとんど気にしてないのですが、こうした方面の機能も充実しているのですね。
iPhoneやAndroidは「Exchange ActiveSyncへの対応など、企業向け機能を強化する方向」にあると記事。ますます、RIMからの乗り換えが増えるのかもしれません。
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ICEは、アップルの「iOS」をベースにした機器と、米グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)の基本ソフト(OS)「アンドロイド」を検討した結果、アップルの「iPhone」のほうが適切との結論に達した、と説明した。