「雨に泣いてる」などのヒットで知られる、ロック歌手の柳ジョージが亡くなりました。まだ63歳でした。
“和製クラプトン”柳ジョージさん死去…63歳という記事になっています。
学生運動が激しかった日大在学中の1969年、ブルースロックバンド「パワーハウス」を陳信輝(62)らと結成。翌70年にザ・ゴールデンカップスの後期メンバー(ベース)として加入。解散後の75年に広島のローカルバンドをバックに「柳ジョージ&レイニーウッド」を結成。「雨に泣いてる」「FENCEの向こうのアメリカ」「さらばミシシッピー」などのヒットを飛ばした。
「和製エリック・クラプトン」とも呼ばれた柳ジョージですが、近年は体調を崩していたようです。「今年5月22日の函館市芸術ホール公演を最後に、体調不良を理由に活動を休止」していたそうです。
また、所属事務所を離れ、ファンクラブも閉会していたということなので、体調も思わしくなかったのでしょうか。
柳ジョージさん急死…持病の糖尿病悪化によると、
関係者によると、柳さんは持病の糖尿病が悪化し、数年前から腹水のたまる病気で入退院を繰り返してきた。
ということで、数週間前から集中治療室に入っていたのだそうです。
「柳さんは昔からお酒が好きで、肝臓や膵臓が弱っていた。数年前会ったときは痩せていて心配していたんです…」と親しいアーティスト。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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日本大在学中からプロとして活動。1978年、「柳ジョージ&レイニーウッド」を結成。「雨に泣いてる」「FENCEの向こうのアメリカ」などのヒット曲を発表した。R&B(リズム・アンド・ブルース)をベースにしたロックでヒットチャートをにぎわせた。
▼柳ジョージさん死去…「雨に泣いてる」「微笑の法則」が大ヒット
柳さんは今年8月20日に横浜のライブハウス「FRIDAY」で予定していた公演をキャンセル。同店によると、8月上旬につえをついて店を訪れ「これから入院する」などと話していたという。その後、横浜市内の病院を一時退院したが、今週、帰らぬ人となった。