デイヴ平尾、食道がんで死去

ザ・ゴールデンカップスのデイヴ平尾（でいぶ・ひらお、本名・平尾時宗＝ひらお・ときむね）さんが１０日午前、横浜市の病院で死去、６３歳。横浜市出身。食道がんのため入院治療中だった。葬儀は近親者のみで行う。後日、お別れの会を開く予定。

グループサウンズ「ザ・ゴールデンカップス」のボーカル・デイヴ平尾が、食道がんのため亡くなりました。63歳でした。

高校時代からバンドを始め、渡米後の６７年にザ・ゴールデン・カップスのリーダー兼ボーカルとしてデビュー。

「長い髪の少女」「銀色のグラス」などのヒット曲で知られています。1972年に解散したものの、2003年に再結成していました。

「ザ・ゴールデンカップス」には、ミッキー吉野や柳ジョージも在籍したことがありました。

オフィシャルウェブサイト「The Golden Cups」に訃報が出ていました。

ご冥福をお祈りいたします。

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７月に検査入院し食道がんが判明。無類の酒好きで知られたが、同月のラジオ収録の際に、周囲に「食道の手術が控えてるから酒を断っている」と明かしていた。その後、入退院を繰り返し先月、ゴールデンカップス時代の盟友、ミッキー吉野（５６）が見舞った時には、筆談で「痛い」とつづっていたという。

ミッキーが家族に聞いた話によると、平尾さんはここ数日、いつもと変わりなく元気だったという。この日も午前６時の時点では変化がなかったが、同７時に看護師が見回りをした時には、すでに意識がなく、ただちに人工呼吸などの処置がなされた。が、兄弟数人が見守る中、静かに息を引き取ったという。

７１年に解散したが、０３年に３２年ぶりに再結成。その後もライブハウスなどで積極的に活動。復帰を信じ、２８日に東京・水道橋のＪＣＢホールで行われるザ・ゴールデンカップスのライブにも出演予定だったが、かなわなかった。