俳優の長門裕之が、2011年5月21日に都内の病院で亡くなりました。77歳でした。
長門裕之さん死去、南田洋子さんのもとへという記事になっています。
映画「太陽の季節」などで知られる俳優長門裕之(ながと・ひろゆき)さん(本名・加藤晃夫=かとう・あきお)が21日、都内病院で亡くなった。77歳だった。同日午後9時すぎ、遺体は都内の自宅に帰り、弟で俳優の津川雅彦、朝丘雪路夫妻が迎えた。
2009年10月に亡くなった女優の南田洋子とおしどり夫婦として知られました。晩年は南田洋子の介護を綴った著書で話題にも。
2010年8月に解離性大動脈瘤で手術を受けるも、9月には仕事復帰。しかし、2月に脳出血で倒れ、都内の病院に入院していたということです。
弟の津川雅彦によると「昨日まで元気にリハビリをこなしていたが、この日容体が急変し、午後3時ごろに意識がなくなった」とのことです。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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今村昌平監督の「にあんちゃん」や「豚と軍艦」などに主演、悲哀とユーモアを感じさせる演技派として活躍。その後も映画「日本侠客伝」シリーズ、「赤ちょうちん」、テレビドラマ「池中玄太80キロ」「おていちゃん」など数々の作品に出演、名脇役として重要な役どころをこなした。
6歳で映画に初出演。43年の「無法松の一生」で名子役として人気を博した。1956年には映画「太陽の季節」で主演デビュー。その後も確かな演技力で映画全盛期の日活を支える看板俳優の1人として活躍し、59年の主演作「にあんちゃん」(今村昌平監督)では、最年少の26歳(当時)でブルーリボン賞主演男優賞を受賞した。
故長門裕之氏(俳優、21日死去)の葬儀・告別式は24日午前9時半から東京都港区元麻布1の6の21、善福寺麻布山会館で。葬儀委員長は角川歴彦角川グループホールディングス会長。喪主は弟で俳優の津川雅彦(つがわ・まさひこ)氏。通夜は23日午後5時から善福寺麻布山会館で。
▼欽ちゃん「長門さんは最高のアニキ」…死去から一夜悲しみの対面
午後7時40分ごろ、1人で弔問にやってきた。「(津川の妻の)朝丘雪路さんに『穏やかな顔見てやって』と言われてねぇ。今にも『おまえ、うるさいぞ』と話しかけられそうだったよ」。約20分の滞在だったが、思い出があふれ出した。
南田さんとは、56年の主演映画「太陽の季節」で知り合った。長門さんが熱烈にアタックし、61年に結婚。2人でフジテレビ系「ミュージックフェア」の司会を16年務め、ドラマでも共演し、おしどり夫婦で有名だった。
長門さんとの付き合いは独身時代から。「日活の大スターと思っていたら、家に遊びに来いよって言われて3日に1度は訪ねていた。弟のように付き合ってくれた」という。
俳優、長門裕之さん(享年77)の訃報から一夜明けた22日、東京・世田谷区にある自宅兼事務所には、弟の津川雅彦(71)朝丘雪路(75)夫妻をはじめ、富司純子(65)、笹野高史(62)、桂三枝(67)ら故人と親しかった芸能関係者が続々と弔問に。