野沢那智さん死去…ドロン、ベルばらの声という記事より。
「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンの吹き替えや、ラジオの深夜放送などで人気を博した、俳優で演出家の野沢那智(のざわ・なち、本名那智=やすとも)さんが30日午後3時36分、肺がんのため東京都内の病院で死去した。72歳。
声優の野沢那智氏が、肺がんのため亡くなりました。72歳でした。
大学中退後、演劇を志し、複数の劇団を経て劇団「薔薇(ばら)座」を結成。演出家、俳優として活躍した。声優としては1965年から放送のスパイドラマ「0011ナポレオン・ソロ」の軽妙な吹き替えで一躍人気に。
野沢那智氏というと映画の吹き替えが印象的だったのですが、ぼくが印象に残っているのは、スターウォーズのC3-POですね。
アラン・ドロン、C―3PO…野沢那智さん死去によれば、最後の仕事となったのは2009年11月に収録した、ブルース・ウィルスの「16ブロック」の吹き替えだそうです。
野沢那智氏といえば、タレント野沢直子のおじさんでもありますね。なお、本名は那智で「やすとも」と読むそうです。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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大学中退後、演劇を志し、複数の劇団を経て劇団「薔薇座」を結成。演出家、俳優として活躍した。声優としては1965年から放送のスパイドラマ「0011ナポレオン・ソロ」の軽妙な吹き替えで一躍人気に。アラン・ドロンやブルース・ウィリス、アニメ「ベルサイユのばら」のフェルゼン役などで知られた。
マネジャーによると、野沢さんは1年ほど前から体調を崩し、今夏受けた精密検査で肺がんを患っていることが判明。8月から都内の病院に入院し、抗がん剤投与などの治療を続けてきたが、容体が回復しないため、今月26日に別の都内の病院に転院していた。
女優戸田恵子ら後進の育成にも熱心で、俳優養成校「パフォーミング・アート・センター」を設立、代表を務めていた。
67年からのTBSラジオの深夜番組「パック・イン・ミュージック」では、白石冬美(69)とのコンビが長年、熱心な聴取者に支持され、その後も同コンビで文化放送の生ワイド「なっちゃこいう気りんりん」を10年間務めた。