「孤独のグルメ」作画・谷口ジロー、死去

「孤独のグルメ」の作画で知られるマンガ家の谷口ジローが、2017年2月1日に死去しました。69歳でした。ヨーロッパでも高い支持を得ており、フランスでフランス政府芸術文化勲章シュヴァリエ章受章を2011年に受章しています。谷口ジローさん69歳=漫画家「孤独のグルメ」という記事になっています。

鳥取市出身。京都の洋品卸会社に勤めた後、漫画家を志して上京。24歳の時、「嗄(か)れた部屋」でデビューした。繊細な描線と墨を使わずに表現する独特な陰影が持ち味で、普通の人の日常を描いた大人向けの作品が多い。

ぼくは「孤独のグルメ」から谷口ジロー作品に触れたように記憶しています。最近では「センセイの鞄」や「千年の翼 百年の夢」など、独特の世界観の作品をリアルタイムに読むことができました。

1992年に「犬を飼う」で第37回小学館漫画賞審査員特別賞、1993年に『「坊っちゃん」の時代』で第12回日本漫画家協会賞優秀賞、2005年には「神々の山嶺」でアングレーム国際漫画祭 最優秀美術賞などを受賞しています。

もう井之頭五郎が新しい店に行くこともない‥‥と思うと寂しいですね。

ふと、この作品を注文したのが、2月11日だったのです‥‥。

豪華版はオールカラーという、凄い作品です。

心よりご冥福をお祈りいたします。