睡眠不足 → ホルモン分泌に変化 → 太りやすい

寝ないと太るって本当?という記事より。

睡眠不足がいかに大きな弊害をもたらすか、私たちはあまり敏感に感じ取れないらしい。ペンシルベニア大学の研究チームの実験では、2週間にわたって被験者の睡眠を1日6時間未満に制限した。ところが被験者たちは、以前に比べてそれほど強い眠気を感じることはなく、自分が比較的正常に活動できていると思っていた。

平均的な大人が十分に休息を取り、最良の状態で機能するために必要な睡眠時間は、7~9時間だそうです。みなさん、そのくらいの睡眠は取れているでしょうか?

2週間に渡って睡眠時間を6時間未満制限にした調査によると、最後には「48時間起き続けている人と同程度までテストの成績が低下」したのだそうです。

自分ではなんともないと思っていても、認知能力と反応速度はどんどん落ちてしまったのだとか。

さらに、睡眠不足になるとある種のホルモンの分泌状況が変化し「食欲が高まり、食後の満腹感を感じづらくなり、糖分の摂取に対する体の反応が変わる」のだそう。

つまり、肥満と糖尿病のリスクが高まるということです。

子供も睡眠不足と肥満に関連性があるそうですよ。

レッドラインらの研究によると、睡眠時間が短い子供ほど、肥満になる確率が高い。1日に8時間以上寝ている子供に比べると、睡眠時間が6~7時間の子供は肥満になる確率が2.5倍以上に達した。

なんと2.5倍以上も!

しかし、きちんと眠れば、こうした問題は解消されるとのこと。

先の実験では、

被験者に2日続けて10時間の睡眠を取らせると、ホルモンの値が正常値に戻り、空腹感と食欲の強さを示す数値が25%近く低下

というデータも。

自分では大丈夫と思っていても、きちんと睡眠は取った方が良さそうですね。ネタフルでも「7時間」というエントリーを書いています。

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