東京V、経営再建が暗礁に 重いJリーグの責任という記事より。
経営再建中のサッカーのJリーグ2部(J2)東京Vが再び、揺れている。昨秋に日本テレビが経営から撤退し、東京ヴェルディホールディングス(HD)が引き継いだが、早くも資金繰りが悪化。
2009年秋に東京ヴェルディホールディングスが引き継いだ東京ヴェルディの運営ですが、早くも資金繰りが悪化していると伝えられています。
Jリーグからクラブの存続条件とされていた5億4000万円のスポンサー料を集めることができず、崔暢亮会長、渡貫大志社長は4月30日に大口スポンサーからの入金がないことをJリーグに報告した。
ネクシィーズが条件付きで経営に乗り出す意思を示しているそうですが、その条件というのが「使用料が高額な味の素スタジアムからの本拠地移転」です。
しかし、東京都内にJリーグ基準を満たす競技場は味の素スタジアムと国立競技場しかないという問題もあります。東京以外に、というのも厳しいですね。
クラブの存続優先で運営能力に保証のない東京ヴェルディHDに経営を任せたJリーグの責任も重い。日本サッカーのプロ化をけん引した名門クラブの再建は暗礁に乗り上げた。Jリーグの判断が問われている。
例えば、どこかのクラブに吸収される、というような選択肢になるのでしょうかね。または、東京ヴェルディのノルマは5.4億円、確保できなければJリーグ退会にという話もありました。
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