オリンピックセンターで行われた、劇団O-MATSURI企画merrymaker「猫丸先輩の演劇」舞台稽古を見学してきました。
劇団のチラシのデザインなどを担当している@okashitaが古い友人で、公演を見にこないかと誘われていたのですが、可能ならば稽古を見てみたいとお邪魔したのでした。
「猫丸先輩の演劇」には原作があります。
▼日曜の夜は出たくない (創元推理文庫―現代日本推理小説) (文庫)
短編集なのですが、実際の舞台も主人公が物語ごとに入れ替わるのだそうです。
ということで、舞台稽古を写真で撮影してきました。
畑違いというか、全く初めての世界だったので不思議な気分でした。演劇に疎いと、そもそも「セリフを覚えられることすら不思議」みたいな世界だと思うのですね。
それに加えて、ときどき笑いが沸き起こるところを見ていると、どうもアドリブでセリフや動きがところどころにあるようです。型のある世界だけれど、このあたりがライブの魅力なのかな、と思いました。
実は今回、稽古を見学しながらツイットキャスティングも行っていました。舞台稽古をライブ中継!
録画を見られます。こちらです!
▼劇団「O-MATSURI企画merrymaker」の舞台稽古
▼劇団「O-MATSURI企画merrymaker」の舞台稽古2
本来であればネタバレを嫌がられそうですが「原作ものなので」ということでOKを頂きました。
ツイッターでも「興味を持ったので実際に見たくなった」というつぶやきがあったので、この試みは成功だったでしょうか?
最後に、脚本・演出の隈部雅則氏(元演劇集団キャラメルボックス)に話を伺いました。
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-メモせずにすぐにいろいろ細かい指摘をされていますが?
何度も繰り返し稽古しているので、役者が言ったことは覚えています。基準は自分で見て面白いかどうか、です。面白ければ、よりお客さんが面白くなるように、です。
-学生時代などに演劇経験はあったのでしょうか?
学生時代は経験なし。作家になって小説を書いて暮らしたいと思っていました。大学時代は本を書く勉強ができなかった。ちょうどキャラメルボックスで劇作家演出家を募集していた。演出家の募集は数年に一回、ちょうど良いタイミングだった。
演劇経験はないと言ったが、成井豊さんと話があった。キャラメルボックスで成井豊さんの元で勉強した。ゼロから勉強しました。キャラメルボックスにいたのは26歳から34歳の時。
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テレビドラマや演劇で「演出家」という仕事がありますが、果たしてどういうことをしているのか、よく分かっていませんでした。
今回の稽古を見ていて、役者の動きや喋り方など、全てを司っているのが演出家であることがよく分かりました。文字通り、舞台を演出している、ということなのですね。
隈部氏と劇団のツイッターアカウントがありますので、興味のある人はフォローしてみてください。
▼隈部 雅則 (kumabetti) on Twitter
▼merrymaker (omatsurimerry) on Twitter
本番まであと一週間です!
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O-MATSURI企画merrymaker
第8回公演
『猫丸先輩の演劇』
原作 倉知淳(猫丸先輩シリーズ)
脚本・演出 隈部雅則
http://www.o-matsurimerry.com/
【日時】
2010年03月3日(水)~3月7日(日)
3日(水) 19:00またたび
4日(木) 14:00またたび/19:30かつぶし
5日(金) 14:00かつぶし/19:30またたび
6日(土) 14:00またたび/19:00かつぶし
7日(日) 14:00かつぶし
(全8回)
【会場】
中野ザ・ポケット
【チケット料金】
料金:前売3,200円/当日3,500円(全席自由・税込)
平日ペアチケット/6,000円(要予約)
学割/2,500円
【ご予約】
以下のアドレスから隈部雅則の扱いでご予約いただけます。
フォームに必要事項をご記入下さい。
http://481engine.com/rsrv/webform.php?s=z3j0jn9tpuvvddba