招待制のオンラインファミリーセールサイト「BRANDS for FRIENDS(ブランズ・フォー・フレンズ)」の日本進出記者発表会のレポートをお届けします。
最初に代表取締役のアルメル・カイエール氏によるプレゼンテーション。招待制のオンラインファミリーセールのオンラインサイトという説明。欧米では広まっているそうです。
続いてドイツ「BRANDS for FRIENDS」のクリスチャン・ハイトマイヤーCEOによるプレゼンテーション。
「2007年9月にドイツでオープンした。数ヶ月でナンバーワンのショッピングサイトに。アルメルと出会い、日本の市場を確かめようと来日したのが1年前で、市場で成功すると確信した」
//////
マーケティング担当の窪田正彦氏氏より事業展開について。
3月8日21時より初のセールを開催する。ブランド価値を棄損せずに、在庫を消化するソリューション。ヨーロッパで2001年にスタート。市場はフランスで1,100億円程度と推測。
特徴:
– 期間が限定されている(2〜3日)
– クローズドコミュニティ
– セールが終了すると消える
– 履歴が残らない(検索もされない)
– 新しい販売チャネルとして寄与
従来のファミリーセールは会場を借りたり、首都圏の人しか参加できないといった問題がある。アウトレットもコストがかかる。
オンラインファミリーセールは、ブランドサイドにも顧客サイドにもメリットがある。セールイメージを与えない。ローコストで運営が可能。サイズなど一部商品については返品にも対応。
ドイツの「BRANDS for FRIENDS」について。2年で登録会員数は250万人を突破。2009年の売上は100億円を突破。
物流はヤマト運輸と提携。ファッション、家具家電、スポーツ、キッズ、ランジェリーなど取り扱い。ドイツの「BRANDS for FRIENDS」の成長を目標に事業展開したい。
//////
「BRANDS for FRIENDS」はローンチを記念して75時間、誰でも会員登録が可能になっているそうです。サイトから登録可能です。
また@b4fjというツイッターアカウントが既にスタートしており、記者会見のテキスト中継を行っています。
//////
最後に「BRANDS for FRIENDS」のサイトの説明が行われました。商品をカートに入れておける時間は15分だそうです。
//////
質疑応答:
Q:日本社の資本構成と従業員数は?
A:8,800万円くらい。資本金のコミットメントはこの数倍。社員は12人。大株主はドイツの「BRANDS for FRIENDS」。
Q:今後のカテゴリ数、構成割合は?
A:毎回毎回違ったものが出てくるが、2週間のセールの中で女性向けが2回、男性向けが1回、スポーツ、インテリア、キッズといった網羅ができるように想定している。
Q:物流拠点は?
A:ヤマトの倉庫を借りている。
Q:売上目標は?
A:ドイツと同じ。
Q:国内のブランドが占める割合は?
A:国内ブランドも海外ブランドも取り扱う。並行輸入はやらない。
Q:送料はどのようになるか?
A:630円で全国一律。
Q:一日に何セール行なわれますか?
A:当初は週に3〜4ブランドになる。もちろん増えていく。1年後は毎日1つのセールがあるようにしたい。
//////