ツイッター本の担当編集者から入電! 「キネマ旬報」の10月上旬号にツイッターネタが紹介されているそうなのですが、まとめるとこんな話だそうです。
・夏にハリウッドの大作が大量に公開された
・その中で特異な公開パターンを見せたものがあった
・「G.I.ジョー」と「ブルーノ」
・一般的には公開週末には大きく稼ぐ(翌週末には下がるも)
・「G」と「ブ」は公開日の金曜日には稼いだ
・しかし続く土曜日と日曜日にガクッと下がった
記事では、これまでにない興行パターンの背景には「ツイッターの存在があるのではないか」と言われているとしています。
これまでもクチコミで成功した映画はあったけれど、インターネットが普及する前は評判が広まるまでに数週間を要したもの。
ブログが広まってからも数日はかかったけれど、ツイッターによってその状況が一変しているのではないか、というものです。
映画を見終わった瞬間に多くの人が「つまらなかった」とつぶやけば、確かにさらに多くの人にその情報は伝播します。「映画の評判は数時間もあれば充分広まる」と記事。
果たして本当にツイッターが映画の興行成績に影響を及ぼしたのかどうかは定かではないですが、無視できない存在になりつつあるのは間違いないでしょうね。
日本だと例えば、
・ドロリッチ
・サマーウォーズ
あたりがツイッターで話題になっていて、飲んだり観に行ったりした、という人もいるのではないでしようか。
使用しているのはネットのサービスでも、つぶやきは生活に密着しているので、ITとは関係のない思わぬところで影響が出てくるのかもしれません。
▼Masato Kogure (kogure) on Twitter
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