インテル・ブロガーミーティングに参加して極小「Atom」を見た

インテルで開催されたブロガーミーティングに参加させて頂きました。その名も「インテル ブロガーミーティング」です。

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この日はちょうど「Centrino Atom」というCPUが正式に発表された日でもありました。実物の写真をパチリと撮影させて頂きました。

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うひゃっ、小さい!

なんぞこれ。小さすぎませんか。これでCore 2 Duoと互換性があるらしいですよ。

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こんなにサイズが違うのに!

「Atom」は「モバイル・インターネット・デバイス(MID)」と呼ばれる端末向けに開発されたCPUだそうです。

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細かい数字はピンとこないところですが、4,700万個のトランジスターが搭載されているということです。

機能としては、

・プロセッサ
・コントローラーハブ
・ワイヤレス機能
・バッテリー

などが搭載されています。あんなに小さいのに‥‥と思ってしまいますね。

ポータブルPC、インターネットタブレット、ポータブルビデオ、携帯ゲーム機などでの利用が考えられているということですが、2008年6月にリリースされるウィルコムの新しい端末にも搭載されます。

ウィルコム、Atomプロセッサーのモバイル端末を開発中というエントリーで書きましたが、なんと搭載するWindows Vistaということで、その性能が伺えるというものです。あんなに小さいのに。

昨日のブロガーミーティングでは実際に動かせる端末がなくて、その性能などを見ることができなくて、ちと残念ではありました。

個人的にはウィルコマーでもありますので、早いところこの新しい端末を見てみたいところです。

これだけCPUが小さくなると、ガジェットというか小型PCというか、それらの市場はますます楽しいことになりそうな気がします。

帰りに大きい箱と小さい箱の選べるお土産があったのです。先人に倣うならば当然、小さい箱にすべきなのですが、ここは大きいのをゲット。

出てきたのはなんと‥‥

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USBで接続して使用するマイナスイオン発生器でした!

いま、マイナスイオンに潤いながらこのエントリーを書き終えたところです。

Centrino Atom」がリリースされたばかりなので、いろいろと関連ニュースもありました(↓)。

インテル、Atomでモバイルインターネットを推進

質疑応答では、MIDとUMPCの違いについての質問がなされ、吉田氏は、「MIDはどちらかというと“ポケットに入る”ものをイメージし、UMPCは“ノートPCをさらに小型化した”ものをイメージしてもらえばわかりやすいだろう」とした。

Intel、Atomの仕様と価格を公開~Celeron Dual-Coreも追加

価格は、Z540が135ドル、Z530が70ドル、Z520が40ドル、Z510およびZ500はいずれも20ドルとなっている。

インテル、モバイルインターネット端末向け「Atom」を発表

Atomはインテルにとって最も消費電力の低いプロセッサとなる。

ウィルコムのMIDは“世界最速で”発売──インテル「Centrino Atom」発表会

「私が“近々に”というと、みなさんには“いったいいつなんだ!”としかられるかもしれないが、今回は本当に“近々”だ。次世代PHSと有線ネットワークを融合したような新サービスなども考えているので、期待してほしい」(喜久川氏)

インテル、新プロセッサ「Atom」シリーズ発表

「UMPCはPCとしての機能を追求し、例えばMicrosoftのPowerPointなどパワーが要求されるアプリケーションをモバイル環境で快適に動かすことが目的になる。MIDは、同じモバイル環境でもネットワークサービスに適応するためのもので、対象市場は異なる」