
久しぶりに「まめぞう」でラーメンを食べてきました。もともと25年くらい前に埼玉県草加市にオープンした本店に行ったのがきっかけで、浦和にもできてからたびたび行っています。駐車場が広いので、クルマで行きやすいんですよね。
「まめぞう」で背脂豚骨醤油
今回は半年ぶりくらいでしょうか。メニューが変わった気がします。

メニューがシンプルになり、背脂豚骨醤油ラーメンと、その背脂調整が強めにアピールされるようになったような。

「ダブルチャーシューメン(略してダブチャ)」なんていうメニューもあって、チャーシュー10枚のせで1,309円なら安いですね。ラーメン1杯1,000円も普通になりました。

今回は「チャーシューメン(1,089円)」にしました。とろけるチャーシューは5枚。背脂は通常の2倍の超ビタで(3倍のビタMAXは55円)。
学生時代だった30年くらい前に“環七ラーメン戦争”と呼ばれるラーメンブームがあり、そこで人気になったのが背脂チャッチャ系と呼ばれる背脂たっぷりのラーメンで「土佐っ子」や「ラーメン弁慶」にクルマで通ったものです。
「まめぞう」の「チャーシューメン」を食べると、懐かしい背脂の甘みです。遠い記憶が呼び覚まされるような味わい。ゆず皮が使われており、こってりした中にもすっきりと爽やかな味もします。
記憶の中の「まめぞう」はもう少しラーメンの種類があって、こんなに背脂をプッシュしていたのかな‥‥と思ったのですが、調べてみたら2014年のオープン当時に食べて「背脂醤油ラーメンの店」と書いていました。
すっかり自分の中でいろいろなラーメンが食べられるファミリー向けの店だと置き換わってしまっていたのですが、もともと「まめぞう」は背脂豚骨醤油ラーメンの店だった、と。
しかし、当時の背脂たっぷりのラーメンの写真と見比べても、超ビタだということを差し引いてもビタビタ感が違うかもしれません。現在のほうが、より背脂が強まっているのではないかと。
1つ言えるのは、昔より美味しく感じる、ということです。ともすれば背脂がきつくなる年齢ですが、美味しく食べられました。ただ単に背脂を増やしているだけではない、美味しさの工夫があるのだと思いました。完飲はしていないけど、背脂と一緒にそこそこスープも飲んでしまいました。
「土佐っ子」が復活していたり「ラーメン弁慶」が昔ながらの味を変わらず出していたり、それぞれがそれぞれの味を提供しています。
▼「環七土佐っ子ラーメン」懐かしの背脂チャッチャ系を四半世紀前ぶりに食べて(池袋)
▼「ラーメン弁慶」そろそろ春なのに雪景色!?背脂にまみれるギタギタの醤油ラーメン(門前仲町)
今となっては深夜を食べに都内までクルマを走らせるというのも難しいので、気軽に行ける「まめぞう」に、また背脂醤油ラーメンを食べに行きたいと思います。味も好みだったので。
とろけるチャーシューもとても美味しかったのですが、さすがに5枚は多く感じる年齢になりました。次回はノーマルで。
昔懐かしの味というと、以下のようなラーメンも食べています。
▼「博多長浜らーめん もりや(松戸)」環七・金太郎の味を受け継ぐ“ド豚骨”を食べてきた – ネタフル
▼「ホープ軒本舗(吉祥寺)」元祖背脂チャッチャ系のラーメンを20年ぶりに食べた – ネタフル
▼「ラーメン一番」大きいチャーシューが食べごたえあり!老舗の背脂ラーメン【小竹向原】 – ネタフル
▼30年ぶりの舌の記憶が蘇るド濃厚な豚骨ラーメン「博多長浜ラーメン いっき(戸塚安行店)」 – ネタフル
ラーメンは、青春の記憶と共にありますね。
ごちそうさま!!!!!
「まめぞう」住所と地図
▼ラーメンのまめぞう 浦和店 – 東浦和/ラーメン | 食べログ
住所:埼玉県さいたま市緑区中尾238-1