「Googleマップ」エンジンの種類に応じたルート候補で燃費の節約が可能に

Google map nenpi 000_result.

iPhoneで「Googleマップ」アプリを開いたところ「エンジンの種類に応じたルート候補で燃費を節約します」という新機能が表示されました。選択したエンジンに応じて、燃費の良いルートが表示される機能です。

「Googleマップ」エンジンの種類に応じたルート候補を表示

「エンジンの種類を選択」をタップしたところ、ガソリン、ディーゼル、電気、ハイブリッドから選択する画面になりました。

Google map nenpi 002_result.

機能自体がリリースされたのは2022年のようで、徐々に世界に向けて展開されているようです(それが表示されたということですね)。

Google マップ アプリで環境に優しいルート選択を使用するというヘルプを確認したところ「これらの機能は一部の国または地域でのみご利用いただけます」とありました。

この機能をオンにすると、最適ルートを決定する際に、以下の要素に加えて燃料効率が考慮されるとのことです。

・リアルタイムの交通情報
・ルートのシンプルさ
・道路状況

そして、目的地までのルートが複数ある場合は常に、最速ルートとともに、最も効率的なルートがハイライト表示されます。

ただし、EV向けのエネルギー効率の高いルートには、充電スタンドは含まれないことに注意してください。

Google map nenpi 0003.

燃費効率が良いルートというのは、坂道があまりなく、交通量が少なく、移動速度が一定のルートのことだそう。ガソリン車だと節約できる燃料も表示されました。これは燃費の良いルートを選択したくなりますね。

機能のオン/オフは「Googleマップ」アプリのプロフィールアイコンから「設定」を開き、そこにある「ナビ」から可能です。自分のクルマも選択できます。