スノーピークがアウトドア需要を見誤って業績予想を大幅下方修正

Snow peak sales

スノーピーク、純利益68%減に下方修正 23年12月期ということで、スノーピークが業績予想を大幅下方修正したことがニュースになっています。中にはキャンプブーム失速とするものも。

スノーピークは10日、2023年12月期の連結純利益が前期比68%減の6億1500万円となる見通しだと発表した。従来予想の28億円から22億円下方修正し、一転減益になる。

ヒロシがYouTubeチャンネル「ヒロシちゃんねる」を開設したのが2015年、そして「ゆるキャン△」が2018年。じわじわとキャンプブームは来ていたと思いますけど、一気に爆発したのはやはりコロナの影響です。

だから、コロナへの警戒が弱まり日常に戻っていけば、キャンプから離れていく人が増えていくのも自然なことでしょう。自然なことだと思うのですが、スノーピークでは、そこを見誤ってしまったということですね。

2023年12月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせを見ると、こんなグラフがありました。

Snow peak sales 2

右肩上がりのつもりがそうではなかった、と。「当社も含め業界全体でアウトドアを需要を見誤り」とも書かれています。次々にキャンプ用品をリリースしていたダイソーとか、どうなっているのでしょうね。

スノーピークはけっこう高級品なので、ぼくなんかはダイソーで済ませてしまうことが多かったですが、キャンプギアは。

個人的には生活が戻ってもキャンプは続けると思っています。自然の中で開放的な気分で自由に食べて、自由に酒を呑んで、そのまま寝られるの最高だからです。

キャンプブームで裾野は広がったので、キャンプ人口の底上げにはなったような気がします。コロナ以前よりはキャンプする人は増えるのではないでしょうかね。

キャンプブームは一時のバブルだったということで、キャンプも正常な状態に戻っていくということで。