千葉国際高校を経営する「学校法人千葉国際」負債30億円で民事再生法の適用を申請

2014 05 13 1041

私立千葉国際高校、私立千葉国際中学校を経営する「学校法人千葉国際」が、負債30億円で民事再生法の適用を申請したことが明らかになりました。大型倒産速報が出ていました。学校も倒産するんですね。

従前から取り組んできた国際教育に加え、近年は進路指導に注力。スポーツ活動も盛んで、プロ野球やサッカーJリーグの選手を輩出するなど、生徒数はそれぞれ私立千葉国際高等学校が400名超、私立千葉国際中学校は100名超を数え、2013年3月期には年収入高約8億8000万円を計上していた。

子供が少なくなり、生徒が減少しての倒産‥‥かと思いきや、そうではなく「入学者数は堅調に推移していたものの、減価償却等を中心とする固定費を吸収できず」に、赤字が続いていたそうです。

さらに、過去の設備投資にともなう借り入れも負担になった、と。負債は約30億円です。

通っている学校が倒産するというのは、通っている生徒や親御さんの心中いかばかりかと思うのですが「学校運営の継続を前提とした手続きで、授業はこれまで通り継続する」ということです。

平成4年の開校時に施設建設費を借入金で調達した関係で、巨額の長期債務が現在も残り、遅延損害金が発生しているという。

生徒数は堅調なものの、計画通りに行かなかった、ということなのでしょうか。

千葉国際中学校・高等学校 – Wikipediaによると、卒業生には、カイオ・ルーカス・フェルナンデス(鹿島アントラーズ)や相内誠(埼玉西武ライオンズ)がいます。