AnkerのBluetoothスピーカー「Soundcore 3」を試したレビューです。
MacBook Airの隣にモバイルモニターを置く作業環境になったのですが、一つだけ違和感がありました。それが「音」に関してです。
モバイルモニターでYouTubeやアマプラの動画を再生すると、その音はMacBook Airから聴こえてきます。音の出どころがずれることに違和感を感じました。
これを簡単に解決するなら、MacBook Airとモバイルモニターの間にスピーカーを置くことだと思い、AmazonでBluetoothスピーカーを物色。手頃な価格で評判も良さそうな「Soundcore 3」が目にとまりました。
価格も6,990円と手頃で、さらにバッテリー駆動する上に防水です。これならもし作業環境に合わずとも、キャンプで使えるなと思い購入を決断。
届いてから1週間ほど試していますが、自宅の作業環境、そしてキャンプにと活躍してくれています。思っていた以上に低音がきいて音圧もあり、普段使いの動画や音楽には十分です。
MacBook Airを購入したときも音は良いと思ったのですが、やはりちゃんとスピーカーを接続するとぜんぜん違います(当たり前)。
それでは実際に使ってみたレビューです。
「Soundcore 3」開封とスペック
「Soundcore 3」はブラック、グレー、ネイビー、レッドの4色なのですが、今回は落ち着いた色ということでグレーを選びました。
ちなみにAmazonで購入するとブラックだけポイント還元が多めです。ブラックは6%で419ポイント、その他の色は1%で70ポイントです。
グレーを選んだからパッケージがグレーなのかどうか分かりませんが、描かれているのはグレーのモデルでした。
「Anker SoundCore 2」のサウンド品質と機能性をアップグレード。ドライバーの出⼒を12W→16Wに強化したモデルです。Soundcoreアプリ対応やUSB-Cポートも採⽤されています。
軽さと強度を兼ね備えたチタニウムドライバーを採用し、音の歪みを最小限に抑え、曲の細部まで忠実に再現。リアルタイムで低⾳を強化するSoundcoreの独⾃技術BassUpテクノロジーに加え、デュアルパッシブラジエーター搭載でより深みのある低⾳が楽しめる‥‥そう。
ちなみにSoundcoreアプリを使用すると、イコライザーを調整することができます。
デザインはシンプルで、なかなかスタイリッシュだと思います。防水対応なので、ぬめっとしたデザインです。手触りもイルカみたいな感じ。とはいえ、USB-Cポートはむき出しだったりします。
防水規格はIPX7に対応。防塵の試験をしていない(X)けれど、防水は7等級(7)となります。「一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない」というのが7等級です。
ちなみにApple WatchもIPX7なので、雨やシャワーくらいなら耐えられそうです。水に濡らさないに越したことはないとは思いますが。
スピーカーが2つ、真ん中にロゴが見えます(ロゴ部分から音が出ているのかは不明)。バッテリー搭載で、連続再生時間は24時間です。大きさは片手でも持てるコンパクトサイズです。
サイズ:17.4 x 6 x 5.7cm
重量:508g
自宅の作業環境
まずは自宅の仕事場に「Soundcore 3」を設置してみました。MacBook Airとモバイルモニターの間です。
本当はもう少し下が良いのですが、ぬいぐるみスペースの関係でやや上になっています。
ただ、これだけでも「音が違うところから聴こえる」という違和感の解消には繋がっています。スピーカーを設置する場所だけでなく音質も影響しているように思いました。
いずれ、ぬいぐるみたちには“下駄”を履かせて、下にスペースを作って「Soundcore 3」を設置しようと思います。
キャンプで「Soundcore 3」
続いて、キャンプでも「Soundcore 3」を使用してみました。
細かいことですが、色はグレーにしてよかったと思いました。自然の中だと、グレーが映える気がします。
映えるというか、アースカラーの中だとグレーが主張が強すぎず良いのでしょうね。
肝心の音質ですが、ふだんあまり音にこだわりがなく、ちゃんとしたスピーカーを使っていなかったというのを前提としますが、かなり改善しました。かなりというか、段違いです。
低音がしっかり出ていますし、音の厚みもあると思います。音質は普段の環境にもよるし、好みだと思いますが、これまで外部スピーカー、Bluetoothスピーカーを使っていなかった人が試しに購入してみるなら、コストパフォーマンスも良いと思います。
ちょうど雨の降っている日だったのですが、気づいたら濡れていました。でも防水なので、濡れるのは気にしなくて大丈夫です。
AmazonプライムビデオやNetflixなどの視聴にも使用していますが、個人的には遅延は感じず、音の迫力が出て良かったと思っています。
「Soundcore 3」感想まとめ
Bluetoothスピーカーを試してみたい人のファーストチョイスとしては「Soundcore 3」は、とても良いモデルだと思いました。もしもっと音質にこだわりたければ、上を見れば数多のチョイスがあります。
自宅の作業時の音環境を少し良くしたい、動画を見るときにもう少しパワーが欲しい、なんならバーベキューやキャンプなどアウトドアで使いたい、というニーズには、十分に応えてくれるスピーカーだと思いました。
ちなみに「Soundcore 3」は2020年製のモデルなので、決して新製品というわけではありませんので、そのあたりを気にしない人向けでもあります。
「Soundcore 3」は、Amazonその他で6,990円です。