大衆酒場が多く軒を連ねるおじさんの街・赤羽に若者が増えているらしい‥‥というのは、少し前から風の噂に聞いていました。そこで探検隊は調査のため、赤羽の奥地に向かった‥‥。
数年ぶりに赤羽で呑んできました。お目当ては塚田農場が展開する焼鳥業態「炭火焼鳥 塚田農場」です。塚田農場というと、浴衣の接客を思い出すのですが、焼鳥業態も同様なのでしょうか?
否!
完全に若者をターゲットにした、オシャレな焼鳥屋だったのです。調査に向かった探検隊は驚愕の光景を目にしたのでした。「炭火焼鳥 塚田農場」は、でインスタ映えするオシャレな焼鳥屋さんだったのです。
「炭火焼鳥 塚田農場」は鳥ビルにあった
赤羽駅東口を出ると、広い駅前広場があります。左手には赤羽一番街。そして正面が目立ての「炭火焼鳥 塚田農場」の入っているビルなのですが。
鳥メロ、鳥貴族、とりいちず‥‥って完全に鳥ビルじゃないですか!
「炭火焼鳥 塚田農場」は地下にあります。前身は普通の「塚田農場」だったようなのですが、これは焼鳥業態に変更したくなるビルです。
久しぶりの赤羽なのでせんべろで暖機運転し「炭火焼鳥 塚田農場」のある地下への階段を降ります。何やら早割の飲み放題プランもあるらしいですよ。
地下に広がる空間。思っていた塚田農場とは全く違うではありませんか!
そして「塚田農場」というと、トレタのモバイルオーダーサービス「トレタO/X」の採用店舗でありまして、友人のひとし社長がパブリック版リリースにあたり熱いnoteを書いていたので、これもチェックしたいと思っていました。
昭和生まれ平成育ち令和のやつらは大体年下のおじさんなので、モバイルオーダーには懐疑的な気持ちもあります。「トレタO/X」を実際に使ってみた感想はコチラで。
テーブルには唐辛子と山椒。
モバイルオーダーには掲載されていない「隠し酒」というメニューも用意されてました。なんだよ〜完全デジタルかよ〜と思っているところに、こんなジャブ。悪くないじゃないか、塚田。
店内のレイアウトはオープンですが、いくつか仕切られていたり、個室も奥にありました。それにしてもオシャレですよね。カフェみたいな雰囲気です。
「炭火焼鳥 塚田農場」食べたり呑んだり
ということで、いろいろモバイルオーダーしてみました。
生ビールはサントリーのザ・プレミアム・モルツ。薄張り風のグラスです。
お通しは玉ねぎのポタージュスープです。いきなり冷製スープとは度肝を抜かれました。ああ、でも胃にしみわたる。呑み始める前の準備体操としては抜群。
ここからは「5種のお手軽つまみセット(3,980円)」です。
地鶏たたき葱まみれ。
塚田のポテサラ。
ざぶとんメンマ。
地鶏炭火焼。
かつおポテトフライ。
器から盛り付けなど、インスタ映えを意識したような美しさです。接客してくれたお姉さんに客層を聞いたら、やはり若者が多いそうです。どんな料理がインスタ映えして注文が多いのか質問したら、ポテサラが多いと言ってました。分かる。
メンマは食べごたえありで面白美味しい上に、これも写真映えするんじゃないですかね。ポテトフライは超かつお。そして塚田農場といえば宮崎の鶏肉でして、地鶏炭火焼も安定の美味しさです。
「さつまハイボール(560円)」。宮崎の食材を扱っているからだと思いますが、オリジナルブレンドの焼酎ハイボールがありました。ちなみにメガだと860円。
接客してくれたお姉さんが素晴らしかった! 大げさにいえば、この接客体験だけでも「炭火焼鳥 塚田農場」に行った甲斐があったと思いました。やっぱり塚田農場系なんだなぁ。
居酒屋で働くのは初めてとのことですが、商品の説明から営業まで完璧です。何より元気を貰える感じが良いです。モバイルオーダーになると、注文を受けるのとは別のところで磨かれる仕事力が大事になるのかもしれませんね。
焼くのは焼鳥だけではありません。お姉さんがオススメしていたなめこも焼いてもらいました。大きい。
同じくお姉さんのオススメの長芋。焼いた長芋も美味しいです。ホクホク。
「トリしか見えない」バイス。いい味を出しているおじさんが描かれています。こんなおじさんになりたい。
霧島鶏のもも タレ(280円)。
霧島鶏のせせり 大葉レモン(280円)。
霧島鶏のふりそで 塩(300円)。
ふりそでという部位はお初だったのですが、肩のあたりだとお姉さん。そんなに部位があったとは。皮でくるまれてて美味しかったです。
全体的にとても上品で、接客もよく美味しく食べたり呑んだりすることができました。赤羽にある居酒屋としては価格はややお高めだと思うんですね。お通しも450円ですし。少し良い焼鳥屋さんという感じ。
でも、ターゲットが若者だとすると、少しお高めでも、上品で居心地の良い店に行きたくなるのだろうなぁ、と思いました。写真を撮ってシェアするのも、飲食体験のセットになっているでしょうし。
何より、お酒もそんなに呑まないというのも聞きました。若者と飲み会をしたという人から聞いた話ですが、飲み放題のラストオーダーで若者はアルコールを注文しないから驚いたそうなんですね。
いや、ぜんぜん呑まなくてもいいんです。いいんですけど、昭和生まれ平成育ち令和のやつらは大体年下のおじさんからすると、時代が変わったんだなぁ、と実感するな、と。もちろん呑む若者がいるのも知ってますけどね。
実際、我々が「炭火焼鳥 塚田農場」に滞在している間に空間をともにしたのは若者グループでした。
「炭火焼鳥 塚田農場」は新宿や多摩センター、大宮にもあるので、興味のある人はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。店舗案内を見ると、どこもカフェみたいでオシャレすぎる!
ごちそうさま!!!!
「炭火焼鳥 塚田農場」住所と地図
>>炭火焼鳥 塚田農場 赤羽店 – 赤羽/焼き鳥/ネット予約可 | 食べログ
住所:東京都北区赤羽1-8-4 赤羽商事ビル B1F