赤羽に大衆系の酒場は数あれど、やはり知名度が高いのは「まるます家(赤羽)」ではないでしょうか。その知名度ゆえに、足が遠のいてしまっていたのですが、機会があり土曜日の昼間から「まるます家」を訪問することができました。訪れたこの日も朝からテレビで取り上げられたそうで、店の前は大行列。みなさん、鰻を求めての来店でしょうか?
「まるます家(赤羽)」チューハイ、グビグビ、メンチ、パクパク。
高校の同級生と25年ぶりの再会の店として指定されたのが、赤羽の「まるます家」です。「まるます家」は大衆酒場ですが、席の予約ができるんですね(2階席は座敷だからなのでしょう)。知りませんでした。
2階席。どこから入るのだろうと迷っていたら、店舗の横に入口がありました。
1階席も相当なにぎわい。それを横目に階段で2階に上がります。そういえば「まるます家」は「孤独のグルメ」に登場する朝から呑める店としても、有名です。
さてさて「まるます家」の2階席の雰囲気はこんな感じ。
小ぶりのテーブルに座布団。障子。和風。昭和がそのまま残っています。男女のグループ、親子連れなど、客層は様々でした。子供はオレンジジュースを飲んで、お父さんはジョッキで生ビールを飲んで、うなぎ。いい光景です。
駆けつけでチューハイ。400円。
食べ物メニュー。かなり種類も豊富です。刺身、揚げ物、おつまみなどなど。歴史を感じる店なのに、メニューが意外にポップで驚きました。かわいらしいイラスト付き!
店の名物、代名詞となっているうなぎ、鯉のメニュー。うな重1,500円。安い。特上重でも2,500円。亀重ってなんだ!?
飲み物メニュー。大生750円、小生450円。小生が、いわゆる普通のジョッキサイズでしょうか。酎ハイ類は400円。
他のテーブルで呑まれていたのが「ジャン酎」です。ジャンボな酎ハイボトル、で「ジャン酎」1,100円。1リットル。グループなら間違いなくお得です。
壁のメニューもいい感じ。
かつて「まるます家」に通っていたという友だちからオススメされたメンチカツ。写真だとちょっと伝わりにくいですが、大きい。
取り皿からはみ出すくらいの大きさです。じゅわりと美味しい!
馬刺し。こういうのもあるのか。辛味噌で食べるの美味しい。
なまずの唐揚げ。鯉やうなぎがあるのですから、なまずもあります。ちょっと泥臭い感じが、むしろいい。揚げたてサクサク美味しいです。
で、今回は食事を家で済ませてしまっていたのでぼくは食べませんでしたが、友だちが注文していた特上重がこちら。
いいっすねぇ。今度は空いた頃を見計らって、1階席に行ってみたいものです。
昭和25年、1950年創業。朝から呑める。うなぎが安く食べられる。焼酎にジャンボがある。なまずが美味しい。メンチがジャンボ。座敷が落ち着く。人気の理由を垣間見た気がしました。四半世紀ぶりに高校の同級生と会うのにぴったりの店だったな。
ごちそうさま!!!!!
鯉とうなぎ まるます家(赤羽)
「まるます家」は赤羽駅東口を出てすぐの1番街にあります。
住所:東京都北区赤羽1-17-7
>>鯉とうなぎのまるます家 総本店 (まるますや) – 赤羽/居酒屋 [食べログ]