これまで北千住、京成立石とディープめの東京都内の大衆居酒屋を巡ってきまして、今回は大井町に足を踏み入れてみました。最初に訪れたのは「肉のまえかわ」です。”肉”なのに立ち呑みです。
正直、北千住や京成立石でディープだと思っていたのが恥ずかしいくらいです。「肉のまえかわ」は、ディープ過ぎますね。
17時過ぎに訪問したのですが、どうやら店のオープンは16時くらいです(15時過ぎに偵察した時は未オープン)。
店内には6〜7人くらいの先客がいました。競馬帰り(?)の感じの人、スーツを着た人、そして女性2人組など。まあ、ぼくもたいがいですが、みんな何者なのでしょうか。
ちなみに、大井町の駅から程よく近いところにありますが、道を一本入ると、いきなりディープな場所に迷い込みます。いや、それがもう本当に楽しくて、大井町は良い町。
店内は、肉屋時代のなごりと思しき、ショーケースが並びます。ただし、陳列されているのは肉ではありません。
このあたり「ああ、肉屋だったんだな」と感じさせてくれるメニューです。とんかつが320円で際立って高いですけど、かなりのボリュームでしたよ。
ササミは焼いて出してくれるのかと思いきや、刺身でした。箸がないので、竹串2本を箸代わりにします。
飲み物は、冷蔵庫から自分で缶ビールを取り出すシステムです。カウンターのお姉さんに支払います。お姉さんは3人いましたが、みなさん中国人のようでした(チューハイ類も注文できます)。
焼き物は1本100円前後で、注文するとお姉さんが焼いてくれます。焼き上がると「つくね、さんぼーん」などと呼ばれますので取りに行き、支払いします。
冷凍品だったつくね。
17時過ぎは常連と思しき人が多いようで、かなり殺伐とした雰囲気に恐れおののいてしまいました。こんなにディープな場所が存在していたなんて!
でも、18時過ぎに再び前を通ると、にぎやかに談笑している人もいたりして、かなり楽しげな雰囲気に変わっていました。
いきなりの大井町の洗礼、最高でした!
ごちそうさま!!!
※ぼくは楽しかったですけど、苦手な人はとことん苦手なタイプの店かもしれません。
住所:東京都品川区東大井5-2-9