知人に案内してもらい、初めて、リア充ならぬ北千住“充”をしてきました。大学が沿線にあったので通過はしていたのですが、じっくりと飲み歩いたのは初めてでした。感想:おっさんの渋谷はたまらない。
もう本当になんというか、おっさんホイホイというか、大衆居酒屋好きホイホイと言いますか、安くて美味い店がこれでもか、と繰り出されます。
ちなみに、訪問した店はこちらです。
▼「徳多和良(とくだわら)」割烹くずし、旨い酒と肴が315円で堪能できる立ち飲み処(北千住)
▼「天七 本店」昭和な大阪にタイムスリップする絶品串揚げ立ち飲み(北千住)
▼「大はし」キンミヤ焼酎のボトル&東京三大煮込みを食す!(北千住)
いずれの店も超個性的で、かといって一見に厳しい訳ではなく(もちろんお店なりの雰囲気を守るルールはありますが)、初訪問でも心ゆくまで北千住を堪能することができました。
経験上、食べログで3点台後半、もしくは4点台を取るような店は、予約で一杯だったり、行列が出来ていたりすることが多いのですが、そもそも予約を受け付けてないですし、金曜の夜でもそんなに待つことはありませんでした。
これはひとえに、北千住という立地のなせる技なのかな、と思います。だって、ぼくもアラフォーですけど、知り合いで「北千住に飲みに行く」という話はほとんど聞いたことないですからね。
仕事がらかもしれませんが、新宿、渋谷、恵比寿、六本木とかは多いです。でも、北千住にはなかなかお目にかかったことがありません。
後は、一見に厳しい訳ではありませんが、独自のカルチャーがある気がするので、ちょっと足を伸ばしにくいという雰囲気もあるのかもしれません。
電車で行くにも、都内からは常磐線とか、千代田線とか、ちょっと都心から離れてい感はあります。実際には近いんですけどね。浦和もそうですけど、それが心理的なハードルにもなっているのでしょう。
しかし、そうした様々な要因のお陰で、北千住には大衆居酒屋の聖地のようなお店が残り続けているのかもしれません。ありがたいことです。
ちなみに訪問したお店の最初の2店は立ち飲みです。時間にして1時間ずつくらいでしょうか。料金は数杯飲んで、それなりにつまんで一人2,000円くらい。
3店目は着席で1時間半くらいかな。ボトルも入れつつ、これがまた安いので、やっぱり一人2,000円くらいです。しめて、3時間半で6,000円。
最近だと、一軒で5〜6,000円くらいのことが少なくないですからね。純粋にいろいろな店を飲み歩く、というのを堪能するには最適な街、北千住です。
ちなみに、さんざ飲み歩いた後にラーメン屋にも立ち寄ってしまいまして、美味い味噌ラーメンを食べました。それを入れると7,000円弱でしょうか。まあでも、4軒はしごと思えば安く感じます。
大豪遊して7,000円。素晴らしい。
「よっしゃ、行くぞー!」と気合いを入れていく街ではなく「ブラリするか」という気楽な街、北千住。まだまだ未知の店はありそうです。スルメを噛むように、通ってみたいと思います。
ごちそうさま!!!!!