「久部良バリ」人頭税に困り妊婦を跳ばせたという残酷な伝説の残る割れ目（与那国島）

「2泊3日の沖縄島旅、楽園・離島便」。人頭税に困り、妊婦を集めて跳ばせたという残酷な伝説のある割れ目「久部良バリ」という場所が、与那国島にはあります。妊婦でなくとも、跳ぶのは憚られるような場所でした。

伝説ということなので、実際にそのようなことが行われていたかどうかは分かりませんが、それほどまでに人頭税に苦しんだ、ということなのでしょうね。

「バリ」というのは「割れ目」という意味だそうです。

幅は3〜5メートル、深さは7〜8メートルということで、健康でも足がガクガクしてしまうような場所でした。恐ろしい。

海のそばです。もし本当に妊婦が飛ばされていたのだとしたら、お腹の中のあかちゃんだけでなく、お母さんも相当数が亡くなっていたのでは、と考えてしまいました。

振り返るとお地蔵さんがありました。

今回の旅は「楽園・離島便」という企画のスペシャルモニターとしてご招待頂き、行ってきたものです。沖縄県の離島観光誘致のプロジェクトの一環です。記事一覧は「与那国島旅行」からどうぞ！