つぶやきを有料コンテンツに――Twitterに課金システム、来年1月からという記事より。
サービスとしては「有料つぶやきサービス」と「コンテンツ課金」を提供する予定。有料つぶやきサービスは、ユーザーが既存のアカウントを月額課金方式にできるようにするもので、課金方式は100円~1000円の月額課金と100円~1000円の個別課金から選べる。
ツイッターが2010年1月にも、課金プラットフォームを提供することを明らかにしています。
・有料つぶやきサービス
・コンテンツ課金
以上の2種類ですが、つぶやき自体に課金をするのと、つぶやきからのリンク先を課金するもの、という理解で良いのでしょうかね。
ツイッターもビジネスモデルを構築できなければ倒れてしまう可能性がありますから、個人的には面白い取り組みだと思います。
コンテンツ課金は、Twitterを通じて情報やコンテンツを販売するための仕組みを提供するもの。月額課金に対応し、手数料は30%を予定している。決済についてはキャリア課金やクレジット、コンビニ決済などを使えるようにする予定だ。
単につぶやきを見せるだけでなく、フォロー/アンフォローで機能する手軽な課金プラットフォームとして広まると面白いことが起こるかも。
例えば、こんなアイデアがつぶやかれています。
▼Twitter / 津田大介: Twitterの有料課金は月500円とかにして、MI …
Twitterの有料課金は月500円とかにして、MIAUの正会員制度の会費徴収に使うって手はあるかもね。適宜正会員向けの情報は流しやすいし。
▼Twitter / mala: Twitter課金インフラにしてフォローしたら課金開 …
Twitter課金インフラにしてフォローしたら課金開始、リムーブしたら課金停止とかぶっちゃけ便利だと思いますよ
少額決済が可能になれば、ニッチなコンテンツやプロバイダーが収益を得る手段が増えますし、もしかするとiTunes Storeのような200円、300円のコンテンツ販売が一気に広がるかもしれません。
他方、こんな悩みも出てきます。
▼Twitter / 伊集院光: @rolling_u 初めて知りました。興味深いです …
@rolling_u 初めて知りました。興味深いです。課金制度ができたら職業上、そして事務所との契約上無料で続けることが難しくなります。
プロモーションと考えれば無料でつぶやくというのもあるかもしれませんが、どのくらいの収益になるのか、というバランスもありますね。
無料だから芸能人のツイートも読んでいるけれど、果たして有料になれば熱心なファンが中心になるでしょうし、そうなるとファンクラブサービスの延長線上のようなものになるのでしょうか。
そして有料のつぶやきはRTできないように、とか対策するのでしょうかね。
▼Masato Kogure (kogure) on Twitter
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