【X】イーロン・マスク氏が買収した2022年11月から利用者数は23%減

ここ数週間で「Threads」のダウンロードが急増し、Twitter改め「X」の利用が減少しているとNBC NEWSが伝えています。イーロン・マスク氏が買収した2022年11月と比べると、利用者数は23%減とのこと。

Fewer people using Elon Musk’s X as it struggles to keep usersという記事です。

Data from two research firms and figures published by Musk and X suggest a deteriorating situation for X by some metrics.

「X」の利用者は減少中

モバイルアプリ/ゲームのデータや分析環境を提供するSensor Towerによると、2024年2月時点でアメリカにおける「X」アプリの1日あたりのアクティブユーザー数は2,700万人で、前年同月比18%減少したそうです。

イーロン・マスク氏が「Twitter」を買収し「X」となった2022年11月と比べると23%の減少になります。

「X」は世界中で2億5千万人が毎日「X」を使用していると述べたものの、Sensor Towerの調査では1日あたりのアクティブユーザー数は1億7,400万人に減少し、前年比15%減少とのこと。

Snapchat、Instagram、Facebook、TikTokといったサービスと比較すると、ダントツでX(旧Twitter)が利用者を減らしています。

Sensor Towerによると、2022年10月以降に「X」のアメリン上位100社の広告主のうち75社が広告を停止したということで、機能拡充を計る「X」ですが、今のところ明るい未来は見えませんね。

現在のところ「Threads」のダウンロード数が「X」を大きく上回っており、アプリ調査会社のApptopiaによると、アメリカでの2024年2月のダウンロード数は「X」が1回ダウンロードされるごとに「Threads」は約16回のダウンロードがあったそうです。

「Threads」も徐々に機能を追加しており、いつか機能的には「X」と同等になる日が来ると思います。既に多くの芸能人のアカウントも存在していますし、シェアが逆転する日も遠くないかもしれません。

日本では「X」を利用する人がまだ多いと思いますが「X」がなくなる可能性もゼロではありませんしね。