【X】「リポスト」や「いいね」の件数を非表示にするとイーロン・マスク氏

Xがまもなく「いいね」などの指標を非表示に、マスクが宣言 | Forbes JAPAN 公式サイトという記事がありました。Twitter改め「X」の「リポスト」や「いいね」の件数を非表示にするとイーロン・マスク氏が宣言しているというものです。

彼は6日のモルガン・スタンレーのイベントで、Xがこの仕様変更を検討していると述べ、これらの指標の表示がコンテンツの見え方を乱雑なものにしていると付け加えた。

X「リポスト」や「いいね」の件数が非表示に

コンテンツの見え方を乱雑にしているため「リポスト」や「いいね」や返信の件数をタイムラインで非表示にすると、イーロン・マスク氏が宣言しているというものです。

ただし、あくまでもタイムラインに表示するのを制限するというもので、個別のポストでは表示されるとしています。代わりにタイムラインでは、イーロン・マスク氏が追加した「表示回数」が表示されるそうです。

このニュースを見たときに、タイムラインで「リポスト」や「いいね」を表示するには、Xプレミアムに加入する必要があるとか、マネタイズのためかと思ったのですが、記事を読み進むとそうではない理由がありそうです。

Xのヘビーユーザーの間では、「ratio(レシオ)」というスラングが使用されているが、これは、不人気な投稿や物議を醸す投稿に対する「返信」の数が、いいねやリポストの数を大幅に上回った状態を指す言葉だ。

不人気な投稿は「ratioed(レシオ化された)」と呼ばれているというのは初耳だったのですが、要するに不人気なポストは「いいね」や「リポスト」ではなく「反論」が多くつくという状態を表しているということです。

そして、イーロン・マスク氏も“レシオ化”することが多い‥‥と。もしかすると、タイムラインで“レシオ化”していることを分かりにくくするためのものなのでは‥‥と、勘繰りたくなってしまいますね。

改めてタイムラインを眺めると、表示回数に目はいかず、ほとんど返信の件数にに「リポスト」と「いいね」を見ている自分に気づきました。

表示回数だと賛否は分かりませんが、そうなってしまえば、いずれそれに慣れるとは思いますが。ただ、反対意見があるとイーロン・マスク氏は翻意することもあるので、この件もどうなるかはまだ分からないかもしれません。