Appleがイーロン・マスク氏の発言を受けXの広告掲載を全て中止したことをお伝えしましたが、このことについてTwitter改め「X」のリンダ・ヤッカリーノCEOは、Appleは誤解を招く操作された記事により広告を一時停止しただけと従業員に説明したということです。
9to5Macが、X CEO thinks Apple will return as advertiser againとして伝えています。
At the heart of the memo is Yaccarino’s assessment that Apple has only “temporarily paused investments because of a misleading and manipulated article” that she blames a “vocal minority” for propagating.
リンダ・ヤッカリーノCEOが従業員にあてたメモというのが明らかになっているのですが、それによれば、Appleは誤解を招くような操作された記事のために一時的に広告を停止しただけであり、声の大きい少数派が広めたものだと非難しているということです。
記事は反ユダヤ主義的なコンテンツがAppleなどの広告と一緒に表示されているというものです。しかし、リンダ・ヤッカリーノCEOは、イーロン・マスク氏の反ユダヤ主義的なポストが反発を招いたことは触れていません。
リンダ・ヤッカリーノCEOとしてはあくまでも今回の措置は一時的なものであり、再びAppleは広告を再開するだろうという主旨ですが、オーナーの発言も問題になっているというのは、同情を禁じえません。