通販サイト「ナチュラム」で約65万件の個人情報流出の可能性という記事より。
ミネルヴァ・ホールディングスは6日、連結子会社のナチュラム・イーコマースが運営するショッピングサイト「アウトドア&フィッシング ナチュラム」において、外部からの不正アクセスにより個人情報が流出した可能性があるとして、事態を公表した。
老舗オンラインショップ「ナチュラム」で、不正アクセスにより個人情報が流出したことが明らかになりました。
「アウトドア&フィッシング ナチュラム」への不正アクセス発生についてのご報告とお詫びというページが開設され、経緯と対応が記載されています。
かなり昔になりますが、ぼくも「ナチュラム」で買い物をしたことがあるので、もしかすると個人情報が流出しているのかもしれません。
2008年7月9日の発生から、8月6日の公表まで約1ヶ月かかっているのですが「事件発覚から発表まで日数を要したことにつきまして – よくいただくご質問」で説明されています。
ただ、公開するだけではお客様に対して混乱を与え、お問い合わせに対しても全てにお答えすることができず、説明責任を果たし得ないと考えました。
公表に万全を期したとはいえ、1ヶ月弱はかかりすぎのような気がしないでもありません。
またお詫びとして「商品代金の5%割引」を発表しています。
ショッピングバスケットにて表示させていただきます「税込商品代金」の5%を割引とさせていただきます
当然、
「なぜ商品券や金券でのお詫びでないのか」
「なぜナチュラムのポイントでのお詫びでないのか」
という声が多数、出ているようなのですが、既に特定できない人やユーザ登録していない人に還元できないことから見送られたということです。
とはいえ、個人情報流出した人に何かを購入してください、というお詫びもないような気もします。今回の事件で「ナチュラム」を使いたくない、と思う人も少なからずいるでしょうし。
よく名の通った老舗のオンラインショップだけに、なんとなく疑問の残る対応です。