岡村靖幸、法廷で朗読した詩のタイトルは「樹氷」

阿曽山大噴火コラム「裁判Showに行こう」に、岡村靖幸の裁判を傍聴した「法廷で詩を朗読したアーチスト岡村靖幸」というのがありました。

被告人が有名人ということで、傍聴券20枚に対して傍聴希望者が201人という大行列。倍率10倍の難関をくぐりぬけ、なんとか当選しました。

弁護人が精神科医である名越康文氏を証人として質問します。

弁護人

「復帰できるのはパーセンテージで言ったら、何パーセントくらいですか?」

名越証人

「そうですねー、10~20パーセントしか復帰はできないと思います」

続いて、家族付き合いをしていたらしい、赤坂の沖縄料理屋の女性に質問します。

弁護人

「では、最後に被告人に対して言いたいことはありますか?」

女性証人

「肩の力を抜いて、ね、もう少しゆっくりして生きていきませんか? …2年後、また会いましょ! そして、一緒に沖縄行きませんか?」

岡村靖幸は何度もうなづいたそうです。

さらに検察官、裁判官と続き「今の気持ちを詩にしましたので、朗読してよろしいでしょうか」と岡村靖幸は詩を朗読します。

タイトルは「樹氷」です。

僕は寂しがり屋だ

僕は生まれてよかったのだろうか

何を着ても

何を履いても気持ちが悪い

時代とうまくやっていけない

友達とうまくやっていけない

というか友達がいない

最後に「ファンの皆さん、本当にすみませんでした!」と、ファンに向けた謝罪の言葉も発したみたいです。

検察官の冒頭陳述によると、被告人は24歳から大麻をはじめ、20代後半からはコカイン、30歳からは覚せい剤にも手を出していて、違法薬物の常習者であるとのこと。

ファンの期待や仕事の忙しさもあったみたいですが、どれも言い訳にはできません。

常習性が高いので、なんとなく実刑になるような気がしますし、覚せい剤から復帰できるのは10〜20%とかなり困難なようですが、いつか戻ってきて欲しいと願っているファンも多いのではないでしょうか。

早熟

早熟

靖幸

靖幸