殺人事件の裁判で「多重人格」が認められる

「多重人格」認める=殺人罪の男に−東京地裁という記事より。

東京都新宿区の公園で男性を刺殺したとして、殺人罪などに問われた無職大嶋一平被告(21)の判決が7日までに東京地裁であり、秋葉康弘裁判長は解離性同一性障害(多重人格)だったと認定した

殺人罪に問われていた男性が、裁判で「多重人格」だと認定されたそうです。

その上で「別人格が現れたとしても、人間としての連続性は保たれており、責任能力はあった」として、懲役11年が言い渡されています。

弁護側では「事件は自分でコントロールできない人格によるものだった」と主張したそうですが、それは認められませんでした。

独立した複数の人格が現れる解離性同一性障害が、刑事裁判で認定されたのは異例。

そうですよね、日本ではあまり聞いたことがないです。有名な例としては、ビリー・ミリガンを本で読んだことがありますが。ビリー・ミリガン – Wikipediaに詳しく。

24人のビリー・ミリガン〈上〉 (ダニエル・キイス文庫)

24人のビリー・ミリガン〈上〉 (ダニエル・キイス文庫)

24人のビリー・ミリガン〈下〉 (ダニエル・キイス文庫)

24人のビリー・ミリガン〈下〉 (ダニエル・キイス文庫)