担架が必要になることだってあるかもしれない!
だからこの、棒2本とTシャツで担架を作れる方法は覚えておいて損はないと思います。というか、きっと一度覚えたら忘れないと思います。そのくらい簡単です。簡単だけど、きちんと人を運べるという素晴らしい方法です。
米兵が富士山で女性救助、Tシャツとつえで担架作製という記事で知りました。
隊員らは着ていたTシャツを脱ぎ、持っていた金剛づえ2本に通し即席の担架を作製。隊員4人が約20分で6合目の施設まで女性を運んだ。
山開きしたばかりの富士山で、高山病で倒れていた女性がいたそうです。近くの救護所も開設されておらず、通りがかった米海兵隊員が急いで運ぶ必要性を感じ、持っていた杖2本とTシャツで担架を作成して女性を運んだのだそう。
記事で担架の作成方法が図説されているのですが、知ってしまうと「ああ、なるほど!」という方法です。とても簡単。「富士山で約3年間働いているが、初めて“Tシャツ担架”を見た」と看護師も語っているのですが、この方法はもっと知られても良いかもしれません。
ということで、自分でも試してみたので写真で「杖など棒2本とTシャツで作る簡易担架」をご紹介します!
棒2本とTシャツで担架を作る方法
用意した棒2本に、Tシャツの袖をそれぞれ通していきます。
1枚目を通したら2枚目、2枚目を通したら3枚目‥‥のようにTシャツを通していけば担架の完成です。記事では4枚のTシャツを使用した図説となっていました。
これは米海兵隊のサバイバルテクニックなのでしょうか。このテクニックが必要となる事態には遭遇したくはありませんが、万が一に備えて覚えておこうと思います。
ブッシュクラフト-大人の野遊びマニュアル: サバイバル技術で楽しむ新しいキャンプスタイル
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川口 拓 誠文堂新光社 2016-06-03