
宇奈月駅から「黒部峡谷鉄道トロッコ電車」に乗車し、鐘釣駅に向かいます。多くの人は終点の欅平駅を目指すのではないかと思うのですが、鐘釣駅には温泉好きのためのホットスポットがあるのです。川原の源泉! ということでねしばし「黒部峡谷鉄道トロッコ電車」で景色を楽しみながら、山をゴトゴト登っていきましょう。

宇奈月駅を14時14分に出発します。

何度もトンネルをくぐります。トンネルの中は涼しい!

車内アナウンスの声に「どこかで聞いたことがあるな」と思っていたのですが、富山県出身の女優・室井滋さんでした!

絶景かな、絶景かな。宇奈月ダムの湖面橋。

ヨーロッパの城のようだ。

実は新柳河原発電所です。

とちの湯。ここはクルマで来られるみたいです。

猿専用吊り橋。ウッキー。

目を凝らしてよく見ると、仏の形をしているから、仏石。

黒部峡谷、V字峡。

何度となく、上りのトロッコ列車とすれ違います。

基本は単線なので、こうやって駅ですれ違うのです。

黒薙駅。

黒薙駅は降車可能で、降りると何があるかというと、黒薙温泉があります。宇奈月温泉の源泉です。

すごいハードな山道が続くのかと思いきや、600m、約20分だそうです。温泉好きなら、間違いなく立ち寄りたいスポットだと思います。宿泊もできるそうで、泊まったら大したものだなぁ。

トロッコ列車の旅は続きます。

水専用の橋。なぜ、水が橋で運ばれているのか?
今回の旅で知ったのですが、水力発電はダムで行われるものではないのだそうです。みなさん、ご存知でした? 水力発電というと、ダムの内部で水が落下してタービンを回しているイメージだったのですが、ダムはあくまでも水を貯めておくところ。その水を下流に運び、発電所で使用しているそうです。だから、こうした水の通り道が必要になります。

駅はあるけど降車はできません。笹平駅。

出し平ダム。カッコイイ。

ロボットぽい。

みずみ返しの岩壁。猫又駅の下流にある200mの岩壁。猫に追われたネズミも登ることができなかった、と言われているそうです。

黒部川第二発電所。

山肌を黒いパイプで水が引き入れられているのが分かりますね。

ここには宿泊施設もあり、関西電力の社員が滞在していることもあるようです。

トロッコ列車とすれ違い待ち。

さらに登っていきます。

鐘釣駅に到着しました! 約1時間の行程でした。
ちにみに、トロッコ列車から写真撮影するには、行きは右側、帰りは左側に座るのがオススメです。見下ろすことができる分、行きよりも帰りの方が写真撮影はしやすいと感じました
旅は「黒部峡谷鉄道トロッコ電車」鐘釣駅編 〜川原の露天風呂に続きます。