梅雨が開けたら夏真っ盛り。暑い暑い季節がやってきます。小さい子は暑すぎると夏バテが心配。「子供を連れてどこに行こう‥‥?」と悩んだら、まずは思い出してください、お台場のデックス東京ビーチにある「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」を。
「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」はレゴをテーマにした屋内型のエンターテイメント施設で、東日本唯一のレゴのテーマパークです。暑さや雨を避けて、快適な空間で子供を遊ばせ、親も涼しく過ごすことが出来ます。
しかも「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」は大人だけでは入場できません。子供がいるうちだけのお楽しみ。どんな施設なのか? 何歳くらいの子供が楽しめるのか? お得な年間パスの情報もありますので、ぜひ最後までご覧ください!
「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」はどんな遊びがあるか?
ぼくも初めて訪れた「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」は、まずはその広さに驚きました。屋内施設なのでそれなりの広さだろうと思っていると、けっこうな奥行きがあります。レゴを見るスペース、レゴを組み立てられるスペース、乗り物のスペースなど、いくつかのスペースに分かれているので、お好みのところに滞在して遊ぶのがオススメです。
それぞれをじっくり見て遊んで回ると、ゆうに半日以上はかかると思います。各スペースをご紹介しますね!(全体図はココにあります)
入口で入場料金を支払いエレベーターで上がってくると辿り着くのがこちら。
目の前にはレゴ工場を模したスペースが広がります。材料から型抜きまで「こんな風にレゴができるんだよ」を視覚的に学べます。
ここで子供たちに体験して欲しいのはコレ。
「キミの体重はブロックでどれくらい?」
体重をブロックの数で換算してくれる体重計。実際に体重を計ることもできますが、もし乗るのが怖い場合は 10kg = 4,000個 でざっくり換算しましょう。
同じように身長もレゴの数に換算することができます。
ここはレゴの展示場。実は「レゴランド」というのは、こういうものだと思っていたんです。いろいろなものがレゴで作られ、展示されているスペース。
と思ったら、こんな風に展示されているレゴはここだけなのです。といっても、かなり十分なスペースに芸術的な建造物が作られているのですが。
その一部をご紹介します。
浅草寺と仲見世。
Perfumeのライブを見に行った代々木体育館。ブルーハーツのライブでも行ったことあるな。
感動したのが国技館。ちゃんと中にレゴのフィギュアのお客さんが座っているんですよ! こいつは凄いです。
ボタンを押すとモンスターが出てきます。
ゴジラーーー!?
「レゴランド」には、乗り物のアトラクションもあります。「キングダム・クエスト」です。
乗り物に乗って1周してくる間に、電子銃で敵を倒します。ああ、なんかこんなアトラクション、有名なテーマパークでも乗ったことあります。けっこう、大人でも真剣になっちゃいました(得点1位を獲得!)。
途中、ピカリとフラッシュがたかれて写真が撮られるフォトスポットがあり、気に入れば写真やキーチェーンでお買い上げ可能です。
乗り物といえば、遊園地にあるメリーゴーランドのような「マーリン・アプレンティス」もありました。
ペダルを漕ぐと上昇するみたいです。よくぞ、このワンフロアにいくつも乗り物を導入したものだと感心してしまいました。
豆知識を読みながらフロアを進んでいくと、身体を使って遊べる「ファイヤーアカデミー」があります。
アスレチックのような施設ですが、中に「レゴランド」のスタッフが常駐しているので、安心して子供を遊ばせることができます。この間、お父さんとお母さんは一休み?
アスレチックがまだ無理な小さな子供にも、キッズスペースがありますよ。
次は「レゴをつくる」コーナーです。「マスター・ビルダー・ワークショップ」です。ぼくが訪れた日は、時間に応じて、対象年齢が違うワークショップが開かれていました。
平日の昼間でしたが、海外からの観光客が多いのが印象的でした。ワークショップにも海外からの観光客と思しきお子さんたちがずらり。改めて「レゴ」というのは世界にアピールする強力なコンテンツなのだと感じました。
マスター・ビルダー、レゴ職人の大澤よしひろさんが作った作品も展示されています。
シンプルにしてかわいい動物たち。ただ単にレゴを組み立てられるだけではなく、絵を描くようなセンスも必要になりそうです。このワークショップから、未来のレゴビルダーが羽ばたく可能性もあります。
自分でレゴを組み立てられるスペースは他にもあります。「レゴレーサー:ビルド&テストゾーン」です。
たくさんのレゴのパーツが用意されているので、自分好みのクルマを作ることができます。できたクルマは?
試走することができる! 親子でレゴ力(りょく)を磨かないと!
疲れたらレゴカフェで一休み
歩いて見て回って作って疲れてお腹が空いたら一休みしましょう。休憩はレゴのカフェテリアがあります。飲食物の持ち込みが禁止なのですが、カフェテリアはコンビニのようにおにぎりや弁当、ジュースなどを販売しています。
子供向けのジュースやおにぎり、サンドイッチが用意されています。値段も特別に高いということもなく、外で購入するのと変わらない感じでした。
紙オムツや粉ミルクといったベビー用品も販売しています。さすが、子供がいないと入れない施設です。ミルク用のお湯のサービスもあります。
こちらはカフェメニュー。レゴで作られててかわいいです。ドリンクが350円。そう、施設の中でも値段は普通。これはありがたいです。
お昼ご飯の後だったので食べられなかったのですが、この照り焼きチキン丼も気になりましたよ! なにかレゴっぽい丼なのでしょうか?
だって、ホットドリンクのカップもレゴなんですよ。かわいい!
こういうところもいちいちかわいい! 自宅でもレゴで作って真似したら良さそうなかわいさです。
ぼくもiPhoneスタンドをレゴで作ったことありますが、こういうDIY精神みたいなのもレゴの良さだと思います。
クローズのサインだってレゴさ。
スタンプラリー用のアクティビティパックはカフェテリアで販売しています。
アイスの自動販売機も「レゴランド」のオリジナルデザイン。
レゴランドのスタッフとミニフィグを交換しよう!
休憩中にテーブルに置かれたPOPを眺めていて、ちょっと気になるキャンペーンを見つけました。「ミニフィグトレード」です。
なになに?
レゴのミニフィギュアを交換しよう、と書いてあります。手順は以下の通りです。
1. ミニフィグを持ってこよう(レゴのミニフィギュアのことです)
2. 交換したいミニフィグを身につけたスタッフを探そう
3. 交換してみよう
4. 交換は何度でもOK!
って、そんな企画をやっているのですか!
聞いたところによると、ミニフィグはここでしか入手できないオリジナルデザインのようです。
こんな風に展示されていたのですが、これがミニフィグトレードできるミニフィグたちなのでしょうか?
どんな風にミニフィグを身に着けているのだろうと思いスタッフさんを探したら、こんな感じでした!
ミニフィグトレードに並んでいるミニフィグとも違う! これはいくつか交換用のミニフィグを用意していかないといけませんね〜。
テレビと連動した4Dムービー新作「レゴ ネックスナイツ」もスタート!
さて、今回「レゴランド・ディスカバリー・センター東京(お台場)」に取材で訪れたのは、4Dムービーの新作「レゴ ネックスナイツ」がスタートしたからなのです。
ネタバレしてしまうので詳しくは書けませんが、レゴの騎士たちが悪と戦うストーリーです。
一つ、大事なことを書き忘れてしまいましたが、入場料を支払えば、乗り物や4Dムービーなどは全て無料で体験できます。施設内で新たに費用がかかるのは飲食のみです。お財布にも優しい「レゴランド」なのです。
4Dムービーというのは3Dの映像に加えて、さらに体験型になっている映画のことです。
天井はこんな風になっています。何が起こるんでしょうね〜? カバンはしまっておいた方がいいですよ〜。
4Dムービー新作「レゴ ネックスナイツ」テレビとも連動しています(詳細はコチラ)。テレビ東京系で6月11日9時30分より開始しますので、まずはそちらを見てから「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」に行ってみるのが良いかも? テレビの中のミニフィグたちが飛び出して大活躍します!
「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」は何歳くらいの子供向け?
レゴが好きなら、そりゃあもう何歳でも!(ただし大人だけは入れません)
これからレゴを好きになる子なら、小学校低学年くらいまでが身体を使ってのびのび遊べると思います。ベビーカーの駐車スペースがあちこちにありますので、未就学児童ももちろん楽しめるでしょう。
大人だけでは入場できないというのは、これはもう世界的なルールなのでやむを得ません。
やむを得ないのですが‥‥
子供の気持ちを忘れない大人たちに朗報!!!
ショップは入場料なしで大人だけでも利用可能だそうです!!!
こういうスーベニアショップがね、そそるんです。
大人買いしたい!
レゴの対象年齢的には、むしろ大人が欲しくなるのが間違いないレベルです。
「ネックスナイツ」の新作も登場しています。
オリジナルのミニフィグも作れるし!
良いこと聞いた。
繰り返しますよ、ショップは入場料なしで大人だけでも利用可能、です!
「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」料金
大事なことを先に書いておきます。混んでいる時は入場規制がかかることがあるそうです。ただし、そんな時でも事前にチケット購入をしていると、入場することができるそうです。ですから、スケジュールが決まったら、事前にオンラインで割引のきいたチケットを購入しておくことをオススメします。
コチラからチケット料金が確認できますが、当日だと2,300円のところ、オンライン前売りチケットだと1,850円(平日)や2,000円(土日祝)など安くなります(2歳以下は無料)。
さ・ら・に!
お得な年間パスポートもあります!
年間パスポートは1人6,000円、ファミリー(4名)は22,000円で好きなだけ「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」に行くことができます。レゴショップやカフェでの会計も10%オフになりますので、プラスアルファでお得。
し・か・も!
2016年6月14日~6月30日は4周年特別割引になってまして、6,000円が5,000円に、22,000円が20,000円になってしまうのです!!
1年を通じて3回は「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」に行くというファミリーであれば、年間パスポートを購入するのがお得です。お台場は周囲にショッピングモールなどもあるので、買い物のついでに空いていたら立ち寄る、みたいな使い方も十分にできると思います。年間パスポートならではです。
年間パスポートに関してはコチラから詳細を確認してください。マダム・タッソーにも入場できる、コンボチケットもあります。
以上、初めて訪問したお台場の「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」のレポートでした!
住所:東京都港区台場1-6-1デックス東京ビーチ アイランドモール 3階
営業時間:平日 10:00~20:00 ※最終入場18:00
:土日・祝 10:00~21:00 ※最終入場19:00
記事に関して
「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」の依頼で取材・記事の執筆を行っています。