モバイルアプリ/ゲームのデータや分析環境を提供するSensor Towerが、2024年2月にBlueskyの日本シェアが50%に急増してアメリカを抜いてトップに、主要市場との比較でも日本での人気が際立つという記事を公開していました。
『Bluesky Social』の世界における市場別ダウンロード数シェアでも、日本での勢いが確認できます。Sensor Towerのデータによると、2024年2月1日から2月15日までの市場別ダウンロード数シェアでは、日本はアメリカに2倍以上の差をつけてトップとなりました。
「Bluesky」2024年2月の日本のシェアが50%に急増
App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計下データということですが、2024年2月の「Bluesky」の日本のシェアが50%に急増してアメリカを抜いてトップになっています。
招待コードが不要になった2024年2月7日から2月15日までの日本における「Bluesky」のダウンロード数は36万以上。市場別ダウンロード数シェアで日本は50.6%で、アメリカの17.5%に大きく差をつけています。
2023年1月〜12月の市場別ダウンロード数シェアでは、1位はアメリカの35%、2位は日本の8%なので、いかに急拡大しているかが分かります。
どれだけ日本人は「Twitter的なものが好きなのかと思いますね。
ただ一方で、招待コードがなくなったフィーバーからは落ち着いた感じはありますし、X(旧Twitter)とよく似ていて、機能も近いのであれば、わざわざ「Bluesky」に移行する必要もないのかな、とは思います。
「Bluesky」のコンテンツをレビューしラベル付けしてモデレーションできるツールOzoneがオープンソース化されたという話もあり、ユーザーが自分でタイムラインをコントロールできるのは素晴らしいと思いつつ、この機能を果たしてどれだけの人が使いこなせるのだろうか、とも思います。
フィードを自分で選べるのもそうですが、どこかRSSリーダーと同じような匂いを感じるのですよね。便利な人にはとことん便利だけど、普通の人には使いこなせないような。
そういった様々な思想や機能から「Bluesky」に非常に魅力を感じるのですが、もし隆盛を極めるタイミングがくるとするならば、それはX(旧Twitter)が自滅したときなのかな‥‥と、思わないでもありません。
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